2021年は辛丑(かのとうし)という年になります。
辛丑を陰陽五行で読んで、どのような1年になるのか予想してみましょう。
天の氣である天干「辛かのと」は「金の陰」
季節でいえば晩秋。
植物なら枯れている・・というか、地面に落ちて次世代の種を大地に還す途中といった状態です。
「辛かのと」という漢字は、刺青をする針を表した象形文字なのだそうです。
針で刺すことから身体的な苦痛を表す言葉に当てられ、ツライ、カライ、ヒドイなどの意味を持つのです。
これらのことを考え合わせると、「辛かのと」はゆっくりと衰退していく、痛みを伴う幕引きを感じさせられますね。
地の氣である地支「丑うし」は「土の陰」
発芽直前の曲がった芽が種子の硬い殻を破ろうとしている状態で、命の息吹を表しているそうです。
「丑うし」は中国で生まれた漢字で、本来の意味は「からむ」という意味があって、
手の指に力を込めて曲げた形を表した象形文字なのだそうです。
元々は、ひねるや曲げるといった意味で使われていましたが、作業の準備段階も表していることから、「はじめ」といった意味が派生してきました。
種の中に今にもはち切れそうなくらい生命エネルギーが充満している芽が、伸びることができない!そんな状態を表しているのですね。
後に覚えやすくするために「牛」の意味が与えられました。
「牛」は古くから食牛や乳牛、耕牛と呼ばれ酪農や農業で人々を助けてくれる存在として重要な生き物でした。大変な農業を地道に最後まで手伝ってくれる様子から、丑年は「我慢(耐える)」や「発展の前振れ(芽が出る)」を表す年になると言われていますよ。
1年を十二支で見ると「丑」は1月になります。暦の上では2月4日(2021年は3日)立春を1年のスタートと見ますので、丑は明らかに「終わりと始まり」を表わしていますよね。
これらから、天の氣「辛」と地の氣「丑」の組み合わせの2021年はどんな年になるのでしょうか。
丑は五行では土ですが、土にも変化の意味があります。
辛の金は切り捨てる、浄化するという意味があります。
辛いことが多いだけ、大きな希望が芽生える年になるのかもしれません。
新型コロナウイルスの蔓延で、まだまだ耐え忍ぶ年になりそうですが、地道に耐えて進むことで新たな発展へと繋げる年にしていきたいですね 。
過去を見ると
10年前の辛の年は、2011年、東日本大震災が起こりました。
地支が「卯」なので「木の陰」です。
金剋木:天の氣が刃物となって地上の氣である木を切り倒しているイメージ。
20年前の辛の年は、2001年、アメリカ同時多発テロが起こりました。
地支が「巳」なので「火の陰」です。
火剋金:地上が燃え上がり、天の氣を溶かしてしまうイメージ。
それでは
60年前の辛丑の年、1961年はどうだったのでしょうか・・・
調べてみました!
世界情勢
*冷戦まっただ中にあり、ソ連とアメリカが、宇宙進出競争をしていた頃になります。
*人類初の有人衛星ソビエト連邦宇宙船ボストーク号1号がユーリィ・ガガーリン飛行士を乗せ地球一周に成功、
*大韓民国で軍事革命委員会によるクーデターが発生(5・16軍事クーデター)、
*東ドイツが東西ベルリンの境界を封鎖(後に境界線上に壁を建設)、
*史上最大規模の水爆ツァーリ・ボンバの爆発実験
*サベナ航空548便墜落事故発生、
*上を向いて歩こう アメリカで1位
*1961年は、ジョン・F・ケネディが、アメリカ大統領に就任した年です。
日本国内
*NHK「連続テレビ小説」と「みんなのうた」がスタートする。
*大阪環状線全通、
*農業基本法公布、
*トヨタ自動車が大衆車(パブリカ)を発売(ヴィッツの礎)、
*愛知県名古屋市の大衆劇場「御園座」が火災により全焼、
*日光東照宮薬師堂が火災焼失、
*嶋中事件(右翼少年が引き起こした凶行)、
*第一次西成暴動(日雇い労働者による暴動事件)、
*第1回非同盟諸国首脳会議、
・暴動あり
・新しい試みへの取り組みあり
・新しい次世代の団体・グループの創立(わりと長年続く)
・政治(特に国政)の分岐点
という出来事が多いことがわかります。
2021年は「土」の五行に分類される象意である農業や技術、IT、にとっては何かしらのサポートを得やすい時ですね。
新しい団体・グループの立ち上げ、実験なども長期的に活躍する、長続きしやすいのではないでしょうか。
全体的には人々の精神もシビアになり景気がすぐに回復するのは困難かもしれませんが、まずは今できることをする、時代に適応する動きをとること、が大事だと思います。
土が金を生み出す関係。地である下から天である上を見据える時。
転換期だからこそ、下を向かずに上に向かって挑戦する時。
上に手を伸ばして、何かをつかもうとする時。
今まで固定したものを動かす時。
転換期の挑戦は、多少の「つらさ」が付きものですが、笑顔で乗り切ってまいりましょう。
『2020年はどんな年?』
明けまして
おめでとうございます。
本年もどうぞ宜しく
お願い申し上げます。
十二支で子(ね)の年がスタートいたしました^^
子といえば、十二支のトップバッターですね🐭
子を植物の成長にたとえると
植物の種の中に生命が宿って、これから成長していく状態です。
その為、子年はさまざまなことが新しく始まるといわれますよ☝
さて『十干十二支60干支』という言葉を知っていますか?
簡単に説明すると
十二支は『地のエネルギー』
十干は『天のエネルギー』
これらの組み合わせで、私たち自身の持つエネルギーも世の中に流れるエネルギーも説明することが出来るのです。
なんせここ地球は『地』なので、私達は地のエネルギーである十二支には馴染みがあります。
しかし、天のエネルギーはここのところ馴染みが薄くなってきて、ご存知のない方も多いようです。
地球上の全ての存在は天からのエネルギーを存分に受けて生まれ、
存在しています。
その為、無視することは決してできません。
2020年の天干は『庚(かのえ)』といいます。
庚を植物の成長にたとえると
成長を終えた草木が、花を咲かせて種子を残す準備に入る状態です。
2019年の己(つちのと)までに完成した自分から、不要な価値観をそぎ落として新しい環境へ対応する体制を整える段階なのです。
氣が付きましたか?
そう、『子』も『庚』も次の世代の準備に入る「種子」がキーワードですね。
天のエネルギーも地のエネルギーも「新しい局面に入る」ことを意味するので、今年は変化の年になりそうです。
また陰陽五行でみると、庚は『陽の金氣』、子は『陽の水氣』
金生水で相生の関係といわれます。
これは、天の金氣が地上に水氣をどんどん発生させる関係です。
そこで、60年前の庚子がどんな年だったか調べてみました。
1960年には安保闘争で大学生・高校生が街頭デモに多数参加して、社会が大揺れ。池田内閣が誕生します。
経済は順調で、池田内閣が「所得倍増計画」を掲げたのもこの年です。
東京タワーもこの年に完成しました。
そう考えると、2020年も新しい種子に生命が宿り、新しい時代、新しい自分への変化を表わす年になりそうです。
ただ、60年前の高度成長期とはちょっと違います。
玄空飛星派風水でみると、1960年は丁度第五運から第六運へ移行する過渡期。
天災や大事件が起こりやすい五のエネルギーから、飛躍する六のエネルギーに変わる時代でした。
一方2020年は第八運から第九運へ移行する過渡期。
大きく変化し景色が一変する八のエネルギーから、全てが白日の下に晒されて輝き、そして離れるという九のエネルギーに変わる時です。
高度成長期なら、天から地へ注がれる水は下々まで潤すという性質から、その時代「全員中流階級」といわれたように、皆が豊かさに手が届きました。
しかし、少子高齢化社会となり成長が止まっているように見える今の日本では、もしかしたらどんどん注がれる水は、水の持つ冷たさ、暗さといった性質が強く現れるかもしれません。
とにかく、2020年は残すべきものを見極めるべく、今までのやり方や在り方と向き合うことが必要になってきそうですね。
皆さまにとって、充実した1年となりますように(^.^)
🌸個性心理學では1年のスタートは『立春』(2/4)となります。
皆さまへ2020年の過ごし方などのご案内は、その頃に「運氣」のページに記載いたしますので、もう少しお待ちください。
<2019年己亥>
「亥」は十二支の最後にあたり、季節で言うと冬(旧暦10月、新暦11月)、時間で言うと21時~23時、陰陽五行で言うと陰水です。
意味としては、「草木の生命力が種の中に閉じ込められている状態」。
来る時に向けて確実に準備を行っていく粘り強さを表わします。
猪突猛進という言葉があるように、勇気を持って熱心に物事に取り組めるとか、自分の意志を貫く意味があります。
「己(つちのと)」は陰陽五行で言うと陰土、エネルギーの流れで見ると「草木が十分に生い茂って整っている状態」を表わしています。
これは、物事の道筋が整うという事です。
これを合わせると、2019年は
来るべき時に向かってスキルアップ、自分磨き、準備をする時だという事がわかります。
天干陰土×地支陰水
天のエネルギーが地のエネルギーを剋すと読みます。
状態は、湿った冷たい土。
天の土が地の水を濁らせ塞き止める状態、上が下を抑えるとも言えます。
それでは、60年前の己亥の年(1959年)はどのような年だったのでしょうか。
調べてみましたよ^^
丁度岩戸景気と言われる高度経済成長の時代でした。
安保、労働問題、公害訴訟などのデモも多く、デモ隊が国会議事堂の中に入ったり
伊勢湾台風による大災害も起こりました。
そして、なんといっても皇太子殿下と美智子様のご成婚。
60年前に民間から皇室に嫁がれた美智子様が、同じ己亥の年に退位される天皇陛下と共にお役目が変わることを考えると、時の持つエネルギーの巡りを感じざるをえません。
また、デモは地のエネルギー、台風は天のエネルギーです。
地のエネルギーは猪突猛進、暴走し、天のエネルギーは地を剋するように抑えつけたと解釈することができます。
「亥→核」のような起爆・爆発を象徴するのです。
それを考えると、基本的に荒れる年になりそうです。
地のエネルギーでもある私達は、規律を守り、暴走せず、わがままに突っ走らなようにする必要がありそうです。
そして天災には充分に注意すること。
また、1959年はアジアで初めてとなる東京オリンピックが決まった年であり、世界的に注目され、評価された日本人が数多く出た年でもあります。
集団や組織の中で反発したり戦うのではなく、自分自身の力を存分に出していくと良いのかもしれません。
「亥→核」を自分自身の中核と考えてみてください。
しかも「己(つちのと)」とは個人を表わす「おのれ」と読みますからね。
抑えつけられるところで反発するように勝負するのではなく、自分が評価されるところで力を存分に発揮すると良い年になりそうです。
上を見ても抑えつけられます。
横とのつながりを整えて行くことが肝心ともいえます。
企業が副業を認め始めているのも、この流れですね。
波長の合う、刺激し合える人間関係の中で自分らしさに磨きをかけていくと良さそうです。
九星氣學では、八白土星が中宮に入ります。
中宮とは「天地万物の根拠」「太極」を意味します。
八白土星は「結実」を象徴し、これまでの生き方においてそれに相応しい結果が見える時なのです。
結実の時は良くも悪くも二極化して現れるのですが、精神面、経済面含めて一度立ち止まって確認し、メンテナンスを入れる必要があります。
また、山にたとえられる八白土星です。目の前の景色がガラッと変わるという意味もあります。既に年号が変わり、新しい天皇の即位が決まっていますので、その意味が実感できますね。税率も変わりますよ。
八白土星もまたコツコツと努力をして成し遂げることができるエネルギー。
勢いは強く、軌道修正が必要な場合は方向転換も出来ます。
全体的に見ると、物事を拡大するよりも「充実」させていくことが2019年には求められるように思いますね。また、これまでの価値観が大きく変わるような事も多く起こりそうです。
因みに1959年は五黄土星が中宮でした。
八白、二黒に比べても最も強い土氣を持っていたので、大きな変革、変化、災害を指していました。
その為、2019年が60年前と全く同じかと言えば、そうではないのです。
皆さまにとって、2019年が充実した年となりますように。
2018年
1月
29日
月
<2018年は戊戌つちのえいぬ>
天干の戊も、地支の戌も「陽の土」同士
陽と陽が重なるので「土」の勢いが増すと考えられるのです。
地震などはちょっと気を付けないといけないのかもしれないですね。
因みに
丙午ひのえうまは「陽の火」同士で、火の勢いが増すことで有名。
土は万物を育みますから、土台であり足元を整えるべき年と考えても良いと思います。
皆さんは土用をご存知ですか?
春夏秋冬、季節の変わり目にある「土」の気が強くなる時期です。
土土の2018年はまさに土用、変わり目の年なのです。
また九星気学では九紫火星が中宮の年。
九紫火星はすべての結果が出る、離れる、分かれると言う象意があります。
それを考えると
当然と思われたものが離れて、新しいものが台頭する年。
過去の慣習やしきたり、ルールに縛られないと言う変化が起こる年。
主役が変わる、仕組みが変わる、スポットライトの当たる場所が変わる。
そんな一年になりそうですよ🐶
干支を調べてみると
戊(つちのえ)は「茂が語源で、草木が繁盛して盛大になること」
戌(いぬ)は「切るという意味で、草木が枯死すること」
と言う事は、この組み合わせだけ見ても
「一方が枯れて、一方が盛り上がる」を表しますよね。
では60年前はどうだったのでしょうか?
<1958年の戊戌>
天皇陛下のご婚約・岩戸景気・1万円札発行
東京タワー完成・インスタントラーメン発売
まさに高度成長期真っ只中で、過去の常識を打ち破る変化が起こっていますね!
時代は違いますが、2018年、今のまま現況維持・・・では「離」の作用が起こりかねませんね。
皆さまにとって今年はどのような年でしたか?
1年の締めくくりの日に
ちょっと振り返って見るのも大切かと思います🐓
そして、
来年どんな1年になるかをしっかりと頭にイメージしてみると、きっと最倖の引き寄せができますよ🐶
ここからは私の話し🐯💖
個性心理學で私は「海洋」のリズム。
このリズムの人は「転換」と言う一年に入ります。
しかも、九星気学では四緑木星の私、
2018年は九紫火星のポジションに廻座します。
良いも悪いも結果が表に現れ、そして
ライフスタイル・・・生き方・・仕事・・何かと変化が起こりそう。
「変換!」「手離せ」と言うキーワードばかりで(笑)どうしましょう(*^▽^*)
変化を楽しみ、変化を恐れず新たな展開で地盤を固める!
そんな年にしたいと思います。
2月4日、いよいよ本格的に2018年を迎えます(^.^)
皆さまも、良い年をお迎えください🎍
2016年5月29日
28・29日は第59期個性心理學講師カウンセラー認定講座&試験が
開催されました。
どんどん新人講師が誕生することで、沢山の人が自分を知る機会が増えると思うと嬉しいです。
人はオギャーと産まれたその年月日時のエネルギーによって
運勢の土台(先天運)が決まります。
己を知る(知命)ことが、己を生かす(立命)ことへと繋がるのです。
「動物キャラナビ」の意味を知っていますか?
キャラクター→先天的に持って生まれた性質
ナビゲーション→案内
己を知ることで、人生のゴールへの道筋が示される と言う意味です。
昨日ゲストスピーカーの池川明先生のお話にこんな内容がありました。
「人は4つの「命」を持って生まれてくる。
宿命(自分)・天命(ゴール)・運命(道筋)・使命(方法)
自分がゴールに向って生きる時、色々な方法を使って、あちこちの道筋を通って進む。」
己を知らなくては、方法を選ぶ時、道筋を選ぶ時、迷うことも沢山あります。
まず持って生まれた先天運を知ると、どれだけ生きやすくなるかを考えてみてください。
2016年5月1日
☆熊本地震義援金の報告☆
熊本地震のチャリティーストラップですが、37本完売いたしました!
ご協力いただきまして有難うございます。
当初支援させて頂こうと思った復興支援協会さんの受付が終了となってしまったので、
個性心理學研究所所長のご友人で「一般社団法人ここね」理事長の福田房仙先生とお話をさせて頂き、「房仙会全国いのちの食育書道展熊本応援隊」へ売上金37,000円を寄付させて頂きました。
房仙先生は地震発生の瞬間から募金活動を開始し、熊本県上益城郡御船町の教育長本田様と連絡を取りながら、直接的な支援をされています。
地震発生当初は物資が必要でしたが、今はやはりお金が有難いようです。
寄付させていただいた売上金は義援金としてそのまま本田様へ送って頂けるとのことでした☆彡
お買い上げいただいた皆さま、心より感謝いたします♡
2016年3月5日
今年最初のKT支局&心のソムリエ支局講師合同勉強会を開催しました。
2016年1月25日
23・24日の特別上級講座で3人の新しいアドバイザーさんが誕生しました☆彡
なんと、広島からお2人、高知からお1人!!
3人とも企業家さんなので、今後お仕事にどんどん活用していって頂けると嬉しいです💖
丙申の年、アクティブな1年になりそうです(^.^)
2016年1月9日
KT支局は4周年を迎えました!!
支局キャラ :愛情あふれる虎(大地)ヒューマニティ
支局長キャラ:ゆったりとした悠然の虎(海洋) ロマン
相性診断 : 80%
海洋であり、ゆらゆら揺れ動く感性の持ち主の支局長を
しっかり地に足付けて補ってもらうべく、
土の質を持った支局を作りました(=^・^=)
設立して2年後には私自身個性心理學で言う3年間のトンネルに入りましたが、やっと抜けて、2月に桜の咲き乱れる時期に入ります。
この4年間に講師カウンセラーさんが15人になりました。
昨年からは仲良しの「心のソムリエ支局」さんと合同勉強会を立ち上げて、講師達と顔を合わせる時間が沢山持てるようになりました♪
2016年丙申らしく、皆と一緒にアクティブに支局を盛り上げて参りたいと思います。
支局のキャラは愛虎、あと5年で成果の生涯運気に入ります。
その頃には活動範囲も広がっていることでしょう。
沢山の応援と、沢山の励ましと、沢山の笑顔と、沢山の感動を
いつも有難うございます(●^o^●)
これからもどうぞ宜しくお願いいたしますヽ(^。^)ノ