風水では、第1運から、第2運、第3運・・・第9運と、9つの時代区分が存在し、20年ごとに氣が入れ替わっていきます。
これが「九運」です。
そして、この9つの運を3運ずつまとめたものを「三元」と言います。
即ち、
第1運から第3運までが「上元」
第4運から第6運までが「中元」
第7運から第9運までが「下元」 で、1サイクルが180年となります。
いよいよこの180年サイクルの最期のステージです。
新しい第1運期(2044年スタート)に向け、世界は大きく変わっていくでしょう。
現在私たちが過ごしているこの三元九運の始まりは、1864年明治維新の末期でした。
1867年が大政奉還の年だったので、この時期に日本が大きく転換していたことがわかりますよね。
明治維新⇒明治⇒大正⇒昭和⇒平成⇒令和と変化してきたこの160年間、これからの最後の20年を経てスタートする次の2044年からの新たなサイクルで起こる変化は、相当大きいのだと想像ができます。
前サイクルの第九運期は丁度明治維新の最後の20年間で、黒船来航、安政の大獄、桜田門の変などと、大きく揺さぶられた時期でした。
2024年からも前サイクル同様に、これからの時代の急激な変化に備えなくてはいけません。
『九』
属性 : 火
方位 : 南
人物 : 次女(中年女性)
身体 : 目
事象 : 結婚・火災・美・別れ
動物 : 鳥
<火・鳥>
「9」という数字は火を象徴するもので、上向きのエネルギーを持ち、動物においては鳥の象徴を持つものです。
その為、第9運には航空産業が飛躍を遂げるのではないかと予測できます。
因みに「8」は土に属するもので、第八運において栄えたとされ業界の一つには不動産業があります。中国における不動産バブルは確かに第八運のものです。
これからの20年ではきっと、空飛ぶ自動車、ドローン、それに宇宙産業が目を見張る発展を見せるのだと思います。まさに燃え広がるようなスピード感で開発が加速しそうです。
前第九運期の1853年に「近代航空学の父」と称されるイギリスの工学者、ジョージ・ケイリー卿が空を飛ぶという航空産業のきっかけを作りましたね。
<次女・中年女性>
「9」は次女や中年女性を象徴します。そのため第九運では、中年女性が活躍する場が増える、中年期の女性リーダーが多くの国や企業で誕生するのではないかと予測できます。
因みに「8」が象徴するものは若い男性、つまり少年~青年期の男性で、第八運においては少年や男性が寵愛を受けたいたものと考えることができます。ゆとり教育から脱ゆとりへと揺れ動き、待機児童問題や、こども家庭庁創設など、子供に大きくスポットが当たってきました。更に、IT産業が発展し、若い男性経営者が注目されるようになりましたね。
前第九運期、1844年~1863年の時期には、女性の地位向上を謡う「第一波フェミニズム」という運動が起こっています。
<美>
「9」という数字は「美」の意味も持つことから、中年女性のアンチエイジングなどといった業界の発展、美に対する技術発展も加速しそうです。AIの進化により美しいものが簡単に作れるようになっていくでしょう。
<目>
「9」が象徴する「目」に関する産業、つまり視界に関するものであり、火のように実態がないものといえば仮想空間、つまりメタバース産業が飛躍的に発展しそうです。
因みに「8」が象徴するのは「手」で、この期間にタッチパネルが飛躍的に発展しましたね。
前第九運期には、写真の発展がありました。
<結婚・離別>
「9」には結婚や離別という意味もあります。
卦では「離」と呼ばれ、その形を見ると、上と下に一本(陽)があり、中央に破線(陰)を持つもの。
このことからは外面的にしっかりとした強度を持ち、中が空洞であるという形に見て取ることができます。意味は、目で見るもの、ついたり離れたりするもの、氣まぐれ等。
第九運では、この時代の変化に伴う企業、業界の興亡が発生することは間違いないので、変化に対する適応力というものがより求められる時期になりますね。
因みに「8」には変革という意味があり、日本でも政権交代、東日本大地震、コロナ禍などを経て、社会情勢や価値観、生活スタイルが大きく変革しました。
八運の高尚、不動から一転し、九運では変化、見た目が重視されるようになりそうです。
第七運:1984年~2003年
ラッキーセブンと言われていたように
「7」がラッキーナンバーでした。
第八運:2004年~2023年
「8」という数字が末広がり、
無限大∞ともてはやされていました。
第九運:2024年~2043年
これからは「9」が注目される数字となります。
2024年2月4日 立春🌸
2024年「甲辰」はどんな年になる?
「甲」が持つのは第1位であり、優勢であることを表す他、まっすぐに堂々とそそり立つ大木を表しています。十干の最初に位置していて、生命や物事の始まりを意味する一方で、硬い殻にこもってまだ発芽しない状態も同時に表しています。
陰陽五行では「木の陽」を意味します。
「木」は生長、柔和、曲直、春の象徴。
「陽」は積極的や大きいといった意味。
つまり「甲」は、急成長、寛大、屈曲、発展といったことを表しているのです。
「辰」は十二支の中では唯一の架空の生き物、龍(竜)を意味します。水や海の神として祀られてきた龍は、竜巻や雷などの自然現象を起こす大自然の躍動を象徴するものであり、「龍が現れるとめでたいことが起こる」と伝えられてきました。
想像上の生き物“龍(竜)”は「力強さ」や「成功」を象徴していることから、
新たな始まりやチャンスの兆しと考えることができます。
また「辰」の漢字の成り立ちは、二枚の貝から足が二本出ている意味があり、
「存在しない」と言う意味合いがあります。
蜃気楼でも扱われているように、今までにない存在しない氣づきに氣づかされる出来事も現れやすくなってくるでしょう。
陰陽五行で辰は「土の陽」。
木は土の養分を吸い取り、「木剋土」の相剋。
木は、成長や発展、創造を、土は、安定や基盤、実りを表します。
辰の「保守性・堅実性」と甲の「発展性」、この2つのエネルギーがバランスよく調和することで、これまでの努力が実り、新しいことに挑戦したり、新しい環境に飛び込んだりするのに適した年となります。
過去の甲辰年にはこんなことがあった💡
60年前 1964年は「九紫火星中宮年」です。
九紫火星は、火であり、太陽を示しています。
東京オリンピック開催
東京モノレール開業
東海道新幹線開業
日本武道館開館
太平洋横断ケーブル開通
人が国境を越えて行き来し、新しい技術が広く使われるようになった出来事が多いですね👆
明るく華やかなムードに包まれますが、飽きっぽく、一過性の流行となりやすい年運です。
また、「上を下への大騒ぎ」という言葉がありますが、南北に凶方位があり、社会全体が落ち着かない様子がうかがえます。
まさに、明るく楽しい雰囲気が、世の中を包み込んでいた年だったのではないでしょうか。
2024年も同じように、新しい技術(AIを活用した家電・ロボットなど)の普及や、世界中の人がパリオリンピック(7~8月開催)で交流できるような年になるのではないでしょうか。
120年前の1904年は明治37年で、「六白金星中宮年」でした。
六白金星は蔵であり、太陽や天皇などを示しています。
1904年は、なんといっても日露戦争でしょう。
日露戦争は、最終的には、一応日本が勝利したことになっていますが、その実態はかなり苦しいものであったと評価されています。しかし、1904年の時点では、戦況は華々しく、日本軍の勝利が伝えられていました。
また、アメリカではセントルイス万国博覧会が開催され、パナマ運河を起工します。
180年前の1844年は「三碧木星中宮年」で、2024年とまったく同じです。
三碧木星は、芽吹き始める頃、夜明けを示します。
この年、寛政暦から天保暦に改暦されました。どちらも太陰太陽暦の暦法(和暦)です。
世界史の中では、モールスが、ワシントン-ボルチモア間で電信機の実用化に成功しています。
目立った、大きな事件はありませんが、一歩前進するような氣配があったことが感じられます。
「 甲」のスタート、「辰」の成長、「三碧」の芽吹きと、物事の始まりをイメージするエネルギーが重なるので、「成功の芽が成長し、姿を整えていく」という傾向の表れかもしれませんね。
さて、
2024年は玄空飛星派(フライングスター)における大きな切り替わりが起こる年です。
まさに180年周期の最後の20年間「第九運」に2月4日から移行しました。
これについてはまた後日、投稿しますね🐯
2023年2月4日
2023年は四緑木星中宮の卯年です。
これは36年に一度巡ってきます。
そして卯は卯でも「癸卯(みずのとう)年」
合わせると180年に一度巡ってきます。
「癸卯」年とはどんな年なのでしょうか?
「癸(みずのと)」は天干と呼ばれる十干の最後に位置し、【物事の終わりと始まり】を意味します。
また、「揆(はかる)」という文字の一部であることから「種子が計ることができるほどの大きさになり、春の間近でつぼみが花開く直前である」という意味だと言われています。
「卯(う)」はもともと「茂」という字が由来といわれ「春の訪れを感じる」という意味です。
また、「卯」という字の形が「門が開いている様子」を連想させることから「冬の門が開き、飛び出る」という意味があると言われています。
この2つの組み合わせになる「癸卯」には、
【これまでの努力が花開き、実り始める】といった様子がうかがえますね。
卯年はウサギなので「飛躍」や「向上」の年
2023年の卯年は、今までの数年間から大きく「飛躍」し、私たちの生活が大きく「向上」する年になって欲しいものです。
また九星気学でみると
2023年は物事を整えるパワーを持つ「四緑木星」が中宮となります。
2022年は「五黄土星」で破壊と再生、波乱の多い年でした。2022年に比べると2023年の方が穏やかです。
「四緑木星」には整うという意味があるので、今まで日の目を見なかった人や、着々と努力を重ねてきた人は、良い結果が返ってくるチャンスでもありそう。
また、四緑木星は方位で見ると辰巳(たつみ)の方角。龍(辰)と蛇(巳)と言えば両方とも長くにょろにょろとしていますよね(笑)
これは木の枝が伸びていくような様でもあり【風】を象徴します。
その為、コミュニケーションを司る星でもあります。
「信用」や「信頼」「つながり」が大切なキーワードになりますよ。
特に、通信上のやり取りを通して深い信頼関係が築かれるので、メールやSNSを積極的に活用してみると良さそう。
伸びやかに氣が上に上るので、人々のエネルギーは「陽氣」になります。フットワークが軽くなり、「これまでやってこなかったことをどんどんしていこう」という動きが高まります。そして、新しいトレンドが次々と生まれてきそう。
伸びるという特徴から、遠方に出向く人も増えるかな。
経済の動きも活発化して、五黄年でうまくいかなかったことが、嘘のように成功することも。それほどガラッと変わった一年であり、風のように行動することが成功を掴むキーとなりそうです。
しかし、慎重に行動したい怖さも持ち合わせています。噂話は風に乗って広がりやすいですから、人の軽口に乗ってしまわないよう注意しましょう。
噂による流れから、一般社会でも喧嘩や怪我、お金に関するトラブル、大規模な決別の暗示があります。大企業の不祥事が発覚したり喧嘩別れしたりと、疑惑が持ち上がることもありそうです。
2023年は情報や通信、インターネットなどの世界が良くも悪くも活発になるので、何を選び、何に力を注ぐのか?これを明確にすることが求められる一年ですね。
変化は少しずつ、にょろにょろ長く続く模様です。
十干の「癸」は水氣の性質を持ち、十二支の「卯」と中宮の「四緑木星」の木氣を支えます。
五行において「水」は「木」にエネルギーを注ぐ役割を果たすので水生木で表します。
総合的に見ても2023年は上昇氣流の運勢といえます。上に伸びる運氣の波に乗って行動を起こせば、望む結果が得られるでしょう。
さて、
お馴染みの過去の癸卯年はどうだった?です👆
1963年 (60年前の癸卯年)
・1960年に所得倍増計画を打ち出し推進してきた池田勇人首相が、年末に第3次内閣を発足させました。
・アメリカで、ケネディ大統領暗殺事件が起こった。
・東大の卒業式の告辞で、総長の茅誠司氏が「小さな親切」の重要性を訴え、その実践例がメディアによって報じられたことから、「小さな親切運動」が展開されるようになった年なのだそう。
・鉄腕アトム放送開始[1963年1月1日/昭和38年]
1903年(120年前の癸卯年)
・日本で小学校令が改正され国定教科書制度が取り入れられる。
・愛知県で乗合自動車営業取締規則が公布、日本の運転免許制度の発祥とされる。
・パナマがコロンビアからの独立を宣言。
・パナマ運河条約がアメリカ合衆国とパナマ共和国との間で締結され、パナマ運河のアメリカ管理とパナマ運河地帯の永久租借地化が決定。
・ライト兄弟が人類初の有人動力飛行に成功。
1843年(180年前の癸卯年 四緑木星中宮)
十二代将軍家慶時代
・イギリスのパディントン - スラウ間で世界初の電報業務を開始。←四緑っぽい!
・ハワイ王国がイギリスとフランスから公式に独立国として承認される。
1783年(240年前の癸卯年)
十代将軍家治時代
・アメリカ独立戦争: スペインがアメリカ合衆国の独立を承認。
・フランスのモンゴルフィエ兄弟が世界初の熱気球無人飛行を実施。
・アイスランドでラキ火山が噴火。火山灰などの影響により、数年にわたりヨーロッパが異常気象となる。
・浅間山が大噴火。(天明大噴火)天明の大飢饉の一因となる。
・アメリカ独立戦争の講和条約であるパリ条約が調印される。独立戦争は終結し、イギリスはアメリカ合衆国の独立を承認。
1723年(300年前の癸卯年・・古すぎてこれ以降は調べきれない💦)
八代将軍吉宗時代
・小石川養生所が開設される。
・復活祭の日にイースター島が発見される。
・清がキリスト教を禁止する。
1663年(360年前の癸卯年で四緑木星中宮)
四代将軍家綱時代
・オリヴァ条約でポーランドとスウェーデン間の戦争終結。
・イングランドでチャールズ2世が即位( 王政復古 )。
1603年(420年前の癸卯年)
・江戸幕府創設[1603年/慶長8年]
・征夷大将軍、日本橋が架けられる
1543年(480年前の癸卯年)
・鉄砲伝来[1543年/天文12年]
どうでしょうヾ(≧▽≦)ノ
上昇氣流に乗るような、新しい扉が開くようなそんな出来事も起こっていますね。
2022年2月3日(木)
今日は
「福に感謝💕 鬼にも感謝💕」の豆まきですよぉ👹
宇宙の法則『陰陽説五行』では、福があるから鬼もある。
鬼があるから福があるのです✨
争いがあるから、平和の有難味が分かるものです。
(写真は我が家の風花の節分(笑))
「災い転じて福となる」とよく言いますが、そんな時には「大変だったあの出来事があったこそ、今の私がある」と感じたりするものですよね🌸
恨んだり、憎んだり、ひがんだり、排除するのではなく、感謝の氣持ちが持てるようになりたいものだと常々思っています。
そうそう、『陰陽五行』で豆まきを説明すると
春は草木が芽生えて青々と伸びていく状態を表す「木氣」です。
その為、つつがなく春を迎えるために「木氣」を剋する「金氣」を抑える事を目的としている行事だ👆と捉える事が出来るのですよ。
※五行説では「金は刃金となって木を切り倒す」と考えられています。
豆まきに使われる「大豆」は丸くて堅い穀類で「金氣」に属しています。
「鬼」は「陰の氣」を象徴したもの。
冬という暗くて「陰の氣」に包まれている季節から、春という明るくて「陽の氣」が降り注ぐ季節に移行するこの日に、
春を剋する「金氣」の大豆もろとも、鬼と表現している「陰の氣」を外に追い出すための、春を迎える行事が節分なのですね。
決して「陰の氣」を否定しているわけではなく、季節の循環において「陽の氣」をスムーズに迎える手段として長く伝え続けられてきている伝統です。
2022年2月1日(火)
2月3日節分の豆まきの翌日
『立春』を迎えると、
いよいよ本格的に2022年がスタートします。
その前に、
2021年『辛丑(かのとうし)』はどのような年だったのでしょうか?
以前の投稿を振り返ってみると
「丑は五行では土ですが、土には変化の意味があります。
辛の金は切り捨てる、浄化するという意味があります。
辛いことが多いだけ、大きな希望が芽生える年になるのかもしれません。新型コロナウイルスの蔓延で、まだまだ耐え忍ぶ年になりそうですが、地道に耐えて進むことで新たな発展へと繋げる年にしていきたいですね 。」
と書いていました。
ほぼ1年を通して緊急事態宣言が発令されていて、秋になりやっとコロナが治まってきたかと思えば、年明けにまた新たな株が出てきて動くに動けないような、まさに『辛い』&『牛歩』のような年でしたね💦
さあ、土用が明けて立春を迎えると、ようやく新しいエネルギーが入ってまいります✨
もうご存じかとは思いますが『壬寅』の年です。
干支の組み合わせは60種類あるので、60年に一度巡ってまいります。
天の氣である天干『壬みずのえ』は「水の陽」
水といっても色々ありますが、壬は大きな水なので「海」や「湖」「大河」のイメージです。
何事もなければ穏やかで何もかも包み込むような包容力がありますが、ひとたび何かが起こると怖い!台風や嵐、津波や氾濫にもなり得ます。
季節でいえば真冬。
真冬と言っても何もかもが死に絶えているわけではなく、新しい生命をはらむときであり、土の中で種子が発芽の時を待つ状態を言います。
「壬」の付く漢字に「妊」がありますが、それは上記のような状態を表しています。
また「任」という漢字があります。
何事にも責任を持つこと、任されたことは責任を持って務めること、
また、人に任せるという意味もありますね。
一方、地の氣である地支『寅』は「木の陽」
方角においては東北東、時刻では午前3〜5時を指します。
寅は十二支の3番目で、「子年」に新しい命が種の中で芽生えはじめ、「丑年」には種の中で育ち、「寅年」では春が来て根や茎が生じて成長する時期、草木が伸び始める状態だとされます。
真夜中が過ぎ、だんだん遠くに光が見え始める、そんな状態でしょうか。
『寅』はもともと「演」が由来といわれ「人の前に立つ」とか
「演」と同じ読みの「延(えん)」から「延ばす・成長する」という意味を持っています。
『決断力と才知』の象徴とも言われていますよ。
この天干と地支の組み合わせを見ると
『厳しい冬を耐え、生命力があふれ、新しく物事が動きだして芽を出しはじめる』
そんな1年になりそうです。
2022年は何事にも責任が付きまとうので、無責任な言動にはご注意を。
虎は千里の道を一夜で帰るといわれ、その為か旅立ちや門出には寅の日を選んだり、また金運を育てるといわれていますよ。
更に九星気学における『五黄土星』の年でもあります。
帝王星と言われる五黄土星は大変強く「周囲を圧倒するパワー」を持ちます。十二支の「寅」の「強い正義感と信念、行動力」が合わさり、社会の動向も強力になりそうです。
『壬』も大変強い「枠を破壊する」「常識を破壊する」そんなエネルギーを持つので、思いもしない分野の台頭や、驚くような方法が世の中に出てきそうですね。
それでは、過去の壬寅の年はどうだったのでしょうか?
上記のキーワードを頭において覗いてみましょう👆
(五黄の壬寅年は180年に一度巡ります)
1962年(昭和37年) 60年前
■ ザビートルズ・レコードデビュー
■ 首都高1号線開通
■ 東京タワー完成
■ ジャニーズ事務所 創業
1902年(明治35年) 120年前
■ 第一次日英同盟・調印発行
■ 北海道旭川市-40℃を観測
■ 江ノ島水族館 開館
■ 八甲田雪中行軍 遭難事故
■ 戦艦「三笠」竣工
1842年(天保12年)180年前 五黄土星
■ 天保の改革 江戸幕府株 仲間解散令を発布
■ 江戸幕府 異国船打払令廃止
■ アヘン戦争終結
■ クロフォードロング初麻酔手術
1782年(天明2年)240年前
■ 天明の大飢饉
■ 桑名地方台風で大洪水
■ 示申昌丸遭難事件
1722年(享保7年)300年前
■ イースター島を発見
■ 上米の制が発布
1662年(寛文2年)360年前 五黄土星
■ 若狭地震発生
■ 寛文京都地震発生
1602年(慶長7年)420年前
■ 小倉城建城開始
■ 徳川家康二条城の修復開始
■ 江戸幕府成立
1542年(天文11年)480年前
■ 天文の乱 勃発
■ 徳川家康誕生
1482年(文明14年)540年前 五黄土星
■ 信濃で大雨洪水続発
■ 大内山口事件が勃発
徳川家康は壬寅の年に生まれ、60年後の壬寅の年に江戸幕府が成立したのですね!
振り返ると洪水や地震、飢饉などの天変地異も起こっているので、備えは大切になってきそうです。
2022年1月17日(月)
今日17日から冬の土用に入りますよ。
土用を抜けると「立春」で、実はここから本格的な『壬寅年』がスタートするのです。
暦の上では冬から春に向けての準備を始める時季ですが、年のエネルギーが次の年のエネルギーに大きく変化する時でもあります🌸
さて、おさらいです☝
「土用」は季節の変わり目を指し、春夏秋冬4回あるのです🌸
それぞれ二十四節氣の立春・立夏・立秋・立冬に入る前の18日間。
なぜ「土用」というのでしょう。
一年を五行(木・火・土・金・水)で表すと
春→木氣(成長)
夏→火氣(燃え上がる)
秋→金氣(実り~衰退)
冬→水氣(凝縮し籠る)
となり、土氣がないのです。
そこで、季節の変わり目がすべて「土」氣に分類されました。
春夏秋冬、4つの土用の中でも、一番キツイ&注意が必要なのは「冬の土用」
そのキツさの順を並べると、
冬土用>春土用>夏土用>秋土用
となります。
これは、土用の「土」氣と、各シーズンの持つ五行との関係を見れば一目瞭然です。
春(「木」氣)土用→木剋土 相剋関係(春が土用を剋する)
夏(「火」氣)土用→火生土 相生関係
秋(「金」氣)土用→土生金 相生関係
冬(「水」氣)土用→土剋水 相剋関係(土用が冬を剋する)
また、この冬の土用は年の天干地支が変化するタイミングでもあるので大きなエネルギーチェンジが起こります。
土用中は季節の変わり目なので、次の季節を迎えるための心身の準備をする時。
次の季節に合った身体にするために、いらないモノを排出させようとするのが自然界の摂理。そのためこの期間に熱が出るのは、一年間の毒出し、これまでのデトックスであるともいわれています。
ヒーリングやファスティング、半身浴でのデトックス、瞑想、整理整頓、各種点検、模様替えなど、祓い清めて次への準備をする足元固めと意識すると良いですね。
またこの時期に注意するのは、「土」に関すること。
土をいじることはNGなのです。
だからこの時期に土をほじくり返すような農作業、庭いじり、土木事業、建築は良くないと言われています。
この期間に新しいことを始めても、土だけに「腐敗」する、ダメになると言われますよ。
冬の土用には北東の鬼門が開きます。
土用殺と言われる北東方向への旅行や移動などは、どうぞお氣を付け下さい。
もうひとつ
「間日まび」といって凶作用が弱まる日があります。
どうしても何かするときには、この日を利用すると良いかもしれません。
今回の間日は少なくて
1月25,26,28日です。
2022年1月12日(火)
お財布の買い替えについてよく質問されますが、
『春(張る)財布』といって、
春にお財布を買い替えると良いと言われています。
時期は暦の上で2022年に切り替わる2月4日立春以降です。
春分の日までという方もいますが
2月が寅月、3月が卯月で両月とも木氣の2カ月です。
「木」は五行の中のスタートの時期で、万物が芽生えてグイグイ伸びていくエネルギーを持ちます。
なので、4月の節日「清明」までで良いと思います(^.^)
そうなるとね、とっても良い日が1日あるのですよ👆
3月26日です🌸
一粒万倍日と天赦日が重なり、金運と縁のある寅の日です💰
この日にお財布を使い始めると良いかもしれないですねヾ(≧▽≦)ノ
そうそう
秋にお財布を買い替えてはいけないの👀?とも聞かれますが、
そうとも言えません^^
『秋(空き)財布』だからお金がたまらないとも言いますが、
そもそも四季の中で一番実りを享受できる季節が秋なのです。
ですから、秋財布は実りの財布とも言われますよ🌾
2022年1月11日(火)
今日は暦で見ると「一粒万倍日」と「天赦日」が重なる日です✨
そして九星陽遁始めといって、
氣が大きく変化する日。
陽遁始めの日は「冬至に最も近い甲子の日」ということで決まりますよ👆
因みに前の陽遁始めは1月16日でしたが、その前は11月23日でしたよ(≧▽≦)
九星気学のカレンダーを見ると、この日から九星の巡り方が昇順になることが分かります。
しかも、今日は関東エリアでは鏡開きの日でもありますね(≧▽≦)
鏡開きとは、年神様の力が宿った鏡餅をいただくことでその力を授けてもらって、この年の一家一族の無病息災を願う習慣です。
氣が大きく切り替わり、おめでたいエネルギーが重なる今日💖
皆さんは何をしますか?
2021年12月21日(火)
明日は二十四節氣の『冬至』です。
冬至の日は、日の出・日の入りの位置が最も南寄りになり、太陽の南中高度が最も低くなります。
1年で最も日が短い日です。
ということは、翌日から日が長くなっていくということ👆
そこで、古来より人々は冬至を『太陽が生まれ変わる日』と捉えていたのです🌞
冬至には、「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといわれています💕
「いろはにほへと」が「ん」で終わることから、
「ん」には一陽来復の願いが込められているのです✨
※いろはが祝詞だとご存知ですか?
ひふみ祝詞はご存知方が多いと思いますが、
実は
「いろは」と「ひふみ」は、表と裏の祝詞です。
「いろは祝詞」は言霊で、「ひふみ祝詞」は数霊。
共に人の進化を促す元となっています。
ということで、冬至は1年で1番太陽の力が弱い日
「これ以上陰が極まる日はない=これからは陽に転じる」
という中国の易経から
「一陽来復(悪いことが去り、良い方向に転じる)」
という言葉と結び付けられました。
ヨーロッパでも太陽復活の祭りが行われていたようです。
実は、クリスマスはこの太陽復活のお祝いと、キリスト生誕が結びついて始まったと言う説もあります。
日本には冬至にゆず湯に入る習慣がありますね。
もともとは運を呼びこむ前に厄払いするための禊(みそぎ)なのだそうです。
冬が旬の柚子は香りも強く、「強い香りのもとには邪気がおこらない」という考えもありました。
端午の節句の菖蒲湯も同様ですね。
今年の冬至には、ゆず湯につかってから「ん」のつく食材を頂いて、上昇運に転じてまいりましょう🌸
2021年12月14日(火)
稲森和夫氏は京セラ、第二電電(現KDDI)の創業者で、JALを立て直し再建した日本の代表的な実業家です。
12分類で見ると、
「努力と根性、必殺仕事人」といわれるゾウ🐘
60分類で見るとリズムは宝石
努力と根性をモットーにした真面目な性格の持ち主で、
正義感の強い一徹者の18番ゾウ🐘
自他ともに厳しく、妥協しない意志の強さを持っています。
稲森氏の語録を読むと、
12分類の「ゾウ」や、リズムの「宝石」(優等生タイプ)を醸し出す言葉が多いと感じますよ^^
例えば・・・
*「素直な心」「熱意」「努力」といった言葉はあまりにプリミティブなため、誰も気に留めない。しかし、そういう単純な原理こそが人生を決めていくポイントなのだ。
*美しい心を持ち、夢を抱き、懸命に誰にも負けない努力を重ねる人に、神はあたかも行く先を照らす松明を与えるかのように「知恵の蔵」から一筋の光明を授けてくれるのではないでしょうか。
*完成品を作るには九十九パーセントの努力では足りません。一つのミス、一つの妥協、一つの手抜きも許されない。百パーセントを目指すパーフェクトな取り組みがいつも要求されるのです。
*つまらないように見える仕事でも、粘り強く続けることができる、その継続する力こそが仕事を成功に導き、人生を価値あるものにすることができる、直の能力なのです。
*成功に至る近道などあり得ない。
*神が手を差し伸べたくなるぐらいまでガンバレ!
皆さんの上司がゾウキャラだったら、手抜きは厳禁✖!
「今日できることは今日のうちに!」がモットーなので、
肝に銘じて下さいね(●^o^●)v
2021年11月22日(月)
明日は「新嘗祭」🌾
新嘗祭は毎年11月23日に行われる宮中祭祀です。
五穀豊穣をお祝いする収穫祭で
「新」は新穀、初穂のことで、「嘗」はご馳走のことです。
食べることは、生きること。
食物を育て豊かな収穫を得ることが命の源ですね。
天照大神が天孫降臨の際、ニニギノミコトに
「神聖な稲の穂を持たせるのでしっかり育てみんなの食糧としなさい。」と言って稲穂を渡されたと伝えられていますよ。
稲穂は天と地を繋ぐもの、神と人を繋ぐものの象徴と捉えることが出来ます。
神様にお供えしたものと同じものを食すことで、神人一体になるということでもあります。
「気」→「氣」
「氣」の内側は本来は、八方に光り輝く光であり、稲穂である「米」、命の源なのです。
「〆」閉めてしまってはいけないのですね、エネルギーも止まってしまいますよ。
2021年10月28日(木)
秋はなんとなく、もの寂しい氣分になる時ですね。
昔「センチメンタル」なんて言葉もありました🍁
それは何故なのでしょう。
風水では、自然界と人間は深くつながっていて、自然界の変化は大きく身体や心にも影響するとされています。
つまり、自然界の季節の移り変わりと人間の身体や心は、全てつながっているのですよ。
秋といえば植物は実り、収穫の季節。
昼間の時間が短くなり、夜の時間が長くなります。
陽の氣は少なくなり、陰の氣が増え始めます。
五行でいえば、今の土用が金のエネルギーから水のエネルギーに移行する変化の時期です。
気温も下がり、自然界では植物は枯れ落ち出し、冬に向かって備え始めます。
賑やかな夏が終わり、氣持ちも何だかもの寂しくなるのですね。
2021年10月7日(木)
田んぼの水を落として、稲刈りの準備を始める頃。
収穫の最盛期で大忙しですが、
黄金に色づいた稲穂が輝き、風でなびく風景はとても美しいですよね。
稲刈りは新月のころが良いと知っていますか🌾?
月の引力が潮の満ち引きに大きく関わっているのはよく知られています。
月齢によって地球上の流体物も上に引っ張られたり、下に押し下げられたりと引力の影響を大きく受けるのです。
新月のタイミングでは水分は畑の土中奥深くに沈んでいます。水位が下がっているということですね。
このタイミングで植物を植えると水分不足になります。
逆に、稲刈りは水を手離しやすい新月の時期が最適だと云われているそうです。
ファスティングもデトックスもこのような月齢の働きを意識して実施されることが多いそうですよ。
昨日が新月。稲狩りには丁度良い時期ですね。
米という字は、八十八という漢字を組み合わせてできていますが、お米作りにはそれだけたくさんの手間がかかるのです🌾🌾🌾
2021年9月21日(火)
今日は中秋の名月。
8年ぶりに満月と重なるそうですね♪
中秋の名月というと、満月というイメージを持つ人も多いでしょうが、実際には満月ではなく少し欠けていることが多いです。
それは、旧暦と新暦の違いからきているのですよ。
旧暦と新暦では1年で11日のずれが出るので、中秋の名月は毎年日にちが変わります。
昨年は10月1日でした。(満月は翌日でした)
お月見は、秋の収穫に感謝する意味合いが込められています。
そのため、月や収穫物にちなんだものを食べたり、お供えしたりするのが昔からの習わしなのです。
丸いお団子は満月を連想させることから、「中秋の名月」にお供えする風習が定着しました。
お供えしたものをその後食べることによって、月や神様の力や恩恵を心身に宿すとされています。
それから、忘れてはならないのがススキですね。
中秋の名月にススキを供えると、災いや邪気を遠ざけると信じられてきました。
地域によっては、お月見でお供えしたススキを軒先に吊るしておくと、魔除けになるという言い伝えもあります。
今夜はキレイな名月が楽しめると良いですね。
2021年9月9日(木)
9月9日といえば『重陽の節句』ですね👆
奇数は縁起の良い「陽の数」とされ、
一番大きな陽の数である九が重なる9月9日を、
「重陽」として節句の一つとしてきたのです。
この日は栗などの季節の食材を頂いて、家族の健康や長寿を祈ったり
お酒に菊の花びらを浸けて香りを移して飲み、邪気を払ったそうです。
中国で菊の花は不老長寿の薬としての信仰があったのです。
そのため、重陽の節句は『菊の節句』とも言われていますよ。
また、9/9はくくり姫(菊理媛神)の日とも言われています。
くくり姫はイザナギとイザナミの間を取り持って和解させた神と言われています。
☆天照大神が子供時代の姿で現れ「未来の子供達が待っています」と、両親に耳打ちした・・・とか
☆九クリ=九星を束ねた存在なので、宇宙全てを束ねた存在が、ヒメ=女性として現れる。
混乱した世界は、女性を頂点にすれば平和に「括る」(束ねる)事ができるのである・・・とか
色々と伝わっておりますが・・
今こそ価値観や立場の違いからぶつかり合い争い合う両者が、くくりの神の下で和解に
進み、一つに束ねられると良いですね。
2021年8月16日(月)
今年は天干が「辛かのと」の年。
「辛」は「つらい、からい」と書くように、10年に一度めぐってくるこの年には耐え忍ぶような出来事が結構起きています。
10年前の2011年は東日本大震災や台風12号による紀伊半島豪雨
その10年前の2001年はアメリカ同時多発テロ
先日テレビ番組で中国の近代史を見ていて知ったのですが
1911年辛亥革命(しんがいかくめい) これを機に 共和制の中華民国が成立します。
1921年共産党結成
1931年満州事変勃発
※2月2日に「辛丑の年」について詳細を書いているので、読んでみてくださいね(^.^)
さて、来年2022年は強い水の「壬」の年に変わります。
「妊」と同じように生命の誕生を意味しますし、地支の「寅」も東北東に位置して新しい始まりの兆しを表わします。
もう少しの辛抱で、新しい展開に入っていきそうですね。
2021年7月20日(火)
本日は49番が100点の日✨
私も49番なので、
歴史上の人物にいないかな?と探したら、なんと上杉謙信公\(^o^)/
昔NHK大河ドラマで「天と地と」を見て以来、日本史が大好きになったことを覚えています。
上杉謙信は幼名が「虎千代」で、元服した時に「景虎」と名乗るようになったのですよ🐯
まさに「虎」だったのですね💖
どのような人生で、どのような人だったか調べました📖
戦国最強武将といわれているけれど、元服してから亡くなるまで、戦いに明け暮れた生涯でした。
清廉潔白な性格で大義名分を重んじ、自分の欲のために戦うことはほとんどなかったそう。
長期にわたって戦った武田信玄や北条氏との戦いも、その発端は上杉謙信にヘルプを求めてきた人々を助けるため👆
これだけ戦いに明け暮れた生涯を送りながら、実は敵に負けたことがほとんどありません。
圧倒的な強さを持つ武田信玄や織田信長からも恐れられたほどで、まさに最強という言葉がふさわしいです。
武田信玄は、幾度も上杉謙信と戦いながら、謙信のことを高く評価していて、息子の武田勝頼に次のように述べたと言われています。
「あいつ(上杉謙信)は信頼できる男だ。戦の強さは抜群だし、何より約束を守り、嘘をつかない。
息子(武田勝頼)よ、私が亡くなって本当に困った時は上杉謙信を頼るがいい。」
まさに、自由・平等・博愛をモットーとし、頼られたらなんとかして力になろうとする虎らしいですね🐯
因みに49番の虎は
警戒したり媚びることのない真心の人で、包容力や母性的な受容性にあふれています🐯
誰とでも積極的に付き合って交際範囲を広げ、その関係をすべて円満に保ちます。
2021年7月19日(月)
この方は誰かというと
江戸幕府征夷大将軍8代目
徳川吉宗公です。
平日の朝、FBやブログで
*今日の100点 *今日の運氣アドバイス を書いているのですが
本日の100点が50番落ち込みの激しい黒ひょうで、著名人代表として
吉宗公を紹介しています。
そうなのです、暴れん坊将軍は黒ひょうでした✨
将軍の中でもとても注目され、多くドラマ化されていますよね📺
吉宗さんは紀州藩主の頃から門前に「訴訟箱」を置いて、身分によらない人々からの直接の訴えを募集していたのですって👆
将軍職について早々に手掛けたのがあの「享保の改革」
大奥女中の人員削減や、新田開発などなど幕府の財政を立て直す様々な策をどんどん実行していったのです。
またドラマなどで必ず出てくる貧しい人の為の小石川養生所や、
火事対策としての町火消しの整備は有名ですよね💡
ベトナムからゾウを運んできて、ゾウブームを起こすなど、
見事な暴れん坊将軍ぶり💖
まさに、黒ひょうだと思いませんか?
私の中で代表的な黒ひょう武将は織田信長だったけれど、
これからは吉宗もネタにしたいと思います~♪
2021年7月6日(火)
明日は七夕様🎋
七夕は中国が起源ですが、
日本でも古くから「棚機たなばた」と言う風習があり
それと合わさって、平安時代から宮中行事として取り入れられてきたのです。
夏に選ばれた乙女が着物を織って棚にそなえて神さまを迎え、秋の豊作を祈り、人々の穢れを払う・・・というもの。
現在七夕という二文字で「たなばた」と当て字で読んでいるのも、
ここから来ていると言われていますよ。
夏の夜にひと際目立つ「夏の大三角形」
琴座のベガ・・織女(しゅくじょ)星は「裁縫の仕事」
鷲(わし)座のアルタイル・・牽牛(けんぎゅう)星は「農業の仕事」
を司る星と考えられていました。
星座をもとにする七夕行事は特に大切にされていたと言われています。
2021年6月10日(木)
織田信長、徳川家康、豊臣秀吉が詠んだという有名な「ホトトギス」の句。
レポートから読み取るとこのようになります。
注目は「意志」ですよ👆
物事を考える時に影響を及ぼす部分ですね。
織田信長「殺してしまえ」虎🐯:自分の尺度でモノを測ります。言葉もキツイ!待つとか何とかするとか、無駄な時間は取りません。
徳川家康「鳴くまで待とう」子守熊🐨:長期的展望で考える。最後に勝つのは自分です。
「鳴かせて見せよう」ゾウ🐘:必殺仕事人、努力と根性の人です。
面白いですね(●^o^●)
2021年6月9日(水)
今年の大河ドラマの主人公であり、新しい1万円札の顔の渋沢栄一氏。
実業の側から近代日本を作ってきたお一人ですね。
渋沢氏は論語を、実業を行う上での規範としています。
つい先日「論語の5つの教えと個性心理學の共通点」をご紹介したばかりですが
論語は孔子が語った道徳観を弟子たちがまとめたものです。
渋沢氏は出世や金儲けになりがちな資本主義の世の中を、論語に裏打ちされた商業道徳で律し、公や他者を優先することで豊かな社会を築くことを説いてきたのですね。
社会全体がバブル期に突入して立身出世、金儲けの風潮が蔓延していた頃、儒教の倫理観は、時代遅れだとして、隅に追いやられてしまいました。
今だからこそ論語を振り返り、本当の豊かな人生について考えてみると良いかもしれません。
因みに、渋沢栄一役の吉沢亮さんはパワフルな虎です。
今年「焦燥」ですが、芸事には輝きをもたらすリズムです。
同じEARTHの役なので、虎が子守熊をどのように演じるのかな(≧▽≦)なんて観察してみるのも面白そう👆
2021年6月3日(木)
雷は春雷に始まり夏の間鳴り響き、「秋分初候 雷乃収声」の頃におさまります。
雷を伴う豪雨の事を「神立(かんだち)」といいます。
雷は神様が何かを伝えようとしている様子
雨は神様が降り立つ姿を表しているのだそうですよ。
神道では、雷は「神鳴り」といい、雷は雷(いかづち)の神様です。
雷と雨は「光」「音」「水」という自然界のエネルギーを使った最強の浄化装置✨
浄化して「癒す」というよりは、
『全てをクリアにする!いエネルギーを消滅する!ぶったぎって燃やす!!』そんな強いパワーを持っているのです。
古い大氣を強烈に浄化して新しい氣を受け入れるのですね。
キリスト教などでも稲妻はホーリー、浄化であり、神の啓示です。
シャーマンの間では、雷・落雷に打たれるのはイニシエーション(通過儀礼)の証で、生き残ると神様に認められたことになり、英雄視されるのだとか。
2021年5月25日(火)
「論語の5つの教えと個性心理學の共通点」今日は5つめです。
<楽>
「人生をどう生きるのかを知ると、人生が好きになる。が、それではまだ足りません。人生を楽しまなくては「幸福」な人とは言えないのだ ~論語~」
「何事も楽しんでやりなさい。楽しんでやることで、思わぬ力が発揮されるものなのだ~論語~」
「人生は、辛くても苦しくても、楽しまなくてはならないのです。
仕事も恋愛も、楽しんでしまうことが幸福への近道なのです。
人生を本当に楽しむためには、それぞれの個性を知らなくてはなりません。個性心理學で、本当の自分を知り、「自分らしく」生きることで人生そのものを楽しむことが出来るのです。
ゆっくり相手を観察すると、不思議なことに、相手の長所が見えてくるのです。~弦本先生~」
改めて論語は面白いですね。
こんな文章もありますよ👆
~昔のバカ・今のバカ~
*昔の無法者は太っ腹だった。今の無法者はただの暴れん坊だ。
*昔の頑固者はガンコの中にもスジを通した。今の頑固者はすぐに腹を立ててケンカをする。
*昔のバカ者は愚直ななりのよさがあった。今のバカ者は人をだますことばかり考える。
2500年経った今も、同じように思っている人は多くないですか(笑)?
自粛中に孔子の一生を読んだので、今度は論語もひとつひとつゆっくり目を通してみようと思います🌸
2021年5月24日(月)
「論語の5つの教えと個性心理學の共通点」本日は4つめです。
<仁>
「<仁>>とはにんべんに二をくわえた字で、二人の人という意味です。人間が二人出会うと、自然に生じる心の動きとは何でしょうか?それは親しみと愛です ~論語~」
孔子の思想のキーワードは<仁>です。
<仁>とは慈しむ心、思いやる心。
「人は心で動く」と説いていますよ。
日常でも、仕事でも、政治でも、<仁>の上に立って動くことが肝要👆
「人は、他人に親しみを覚えたり愛を感じたりします。これは、人間だけに与えられた神様からの贈り物です。
お互いの個性の違いがあるから愛も生まれます。自分にはない惹きつけられる個性があるから、親しみもわいてきます。
もし、もう一人自分がいたとしたら、その人と仲良くなれるでしょうか?愛し合えるでしょうか?
きっと嫌な存在だと思いませんか(笑)?
人間はそれぞれ個性があるからドラマが生まれるのです。個性が違うから、価値観も異なるのです。
自分とは異なる価値観を受け入れることで、初めて僕たちは人間と言う器が大きくなるのです。 ~弦本先生~」
個性の違いを「明らかにして認める」ことで、人間関係は変わってきます。
その為の方法のひとつとして、個性心理學を伝えしていますよ☆彡
*画像は武田双雲さんによる書
2021年5月21日(金)
「論語の5つの教えと個性心理學の共通点」本日は3つめ。
<道>
「自分の命の根がしっかりとつかめないと、自分がどう生きていったらいいのかという自分自身の人生の道は、一向にわからない ~論語~」
日本には<道>を求めていくという考え方がありますよね👆
柔道・剣道・華道・茶道 ・神道 などなど。
<道>とは物事の根幹で、魂のようなものだと思います。
それぞれの「ありかた」ともいえます。
「人間には、生まれながらに使命が与えられています。その使命に気付くことが大切なのです。その使命に気付いたら、使命を果たさなければなりません。使命を果たすことが人生の道なのです。
本当の自分に気付かなければ、使命にも気付くことなどできません。
自分を知ることで、初めて「自分らしく」生きられるのです。
自分らし生きている人が、魅力的な人なのです。 ~弦本先生~」
個性心理學は動物キャラナビともいいますが、人生の道案内という意味があります。
知らないから不安
わからないから自信がない
自信がないから迷う
人生なんてそんなことばかりです。
個性心理學は「己」と「他」の関係性を知り、自分の歩む<道>に光を灯す、そんな学びでもあります。
2021年5月19日(水)
昨日から書いている「論語の5つの教えと個性心理學の共通点」
今日は<礼>
「<和>の大切さを知って、いくら仲良くやろうとしても、<礼>というしっかりとしった秩序が無ければ、諸事がうまく運ばず人間関係は必ず破綻してしまう ~論語~」
自分の都合のよい何かを押し付ける、これは表面上どんなに礼儀作法を守ったとしても<非礼>です。
対話をする双方が共に学習しようと傾聴しているなら、そこには「和」が存在しますね。
だから<礼>にかなったものとなります。
<礼>にとって何よりも貴いのは、個々の振る舞いが約束事にかなっているかどうかではなくて、そのやりとりの全体が<和>の状態にあるかどうかであるというのが論語の教えです。
こんなことありませんか?
「親しき中にも礼儀あり」と言いながら、言葉だけバカ丁寧にして相手を認めないような会話。
これは慇懃無礼(いんぎんぶれい)と言われる行為です。
和が礼の本質です。
何かを”強制”したり”押し付け”たりするのは失礼だということですね。
謙虚で常に学びの構えをもち、和やかな雰囲気をもっている人が礼儀正しい人ということなのでしょう。
「個性の違いがわからないと、よかれと思ってしたことも、相手には届かず逆効果ということもあります。
<礼>を知らなければ「失礼」ということになるのです。これも個性の違いからくる悲劇と喜劇といえます。
人間関係が破綻してしまっては元も子もありません。~弦本先生~」
2021年5月18日(火)
孔子の教えをまとめた「論語」を皆さんも聞いたことがあると思います。
孔子といえば紀元前500年頃に生きていた方ですよ。
現在とはまったく違った世界観の中で生きながら、2000年も3000年も先の未来に生きる人間にも響く言葉を沢山残しているのです。
どんなに時代が変わっても、人の根源は変わらないのだなと思います。
個性心理學では弦本先生が「論語の5つの教えと個性心理學の共通点」を私たちに教えて下さっています。
ということで、一つずつお知らせしますね☆
<和>
「人が幸福であるかどうかは、全て対人関係で決まる。親子・兄弟・友人・恋人・夫婦。今、全ての人間関係が、子ども社会まで腐敗してしまっている~論語~」
この言葉が2500年前のものだとは(≧▽≦)!!
現代でもそのまま通用しますね👆
哲学者のユングも倖せになるための条件に『人間関係が良好であること』を挙げていますね。
よく耳にする天地人という言葉の語源は
「天のトキは地の利にしかず。地の利は人の和にしかず」というものです。
どんなに天から与えられたタイミングが良くても、環境が整っていなくては成功しない。どんなに環境が恵まれていても、人の和が整っていなくては何事も成せないというような意味です。
どの時代にいても、どこにいても、人は<不和>に悩まされてきたのですね。
人は独自の存在ですが、それと同時に「他」と「己」に対する関係があります。更には必ず全体に対する関係があります。
<和>とは人に合わせるとか声の大きい人に従うというものではないのです。
また、自分の価値観を押し付けたり、従わせたりするものでもありませんね。
「人間関係を良好にするには、コミュニケーションが成立しなければなりません。
コミュニケーションが成立するためには、個性の違いを受け入れなければなりません。
自分と他人は違うのだ、ということを受け入れなくてはならないのです。~弦本先生~」
個性心理學を学び、生活に活かすことで、何千年来のテーマである「和」に少しでも近づければ素晴らしいことですよね✨
2021年5月11日(火)
七十二侯「蚯蚓出みみずいずる」
今の時期をそういいます。
ミミズは目がないので「目見えず」⇒「みみず」になったとか👀
目は見えないのだけれど光を感知して、暗い方へと動くのですって。
その為土の中にトンネルを掘って過ごします。
そのミミズの掘ったトンネルは、植物の成長に大切な空気や水の通り道となります。
また、ミミズは落ち葉などの有機物を食べて、窒素やリンを含む栄養豊富の糞をするので、これは畑の肥料となるのですね♪
あのアリストテレスがミミズを「大地の腸」と言い表しているそうですよ👆
英語では「earth worm」地球の虫🌏と書くそうです(●^o^●)
地球の営み、つくづく無駄がないな💖と感じます。
2021年5月6日(木)
昨日は二十四節気の『立夏』
夏の氣配が現れ、夏めいてくる頃なので立夏と呼ばれています。
陰陽五行的な表現で書くと
立夏のあと陽氣は次第に増えていき、陰氣は少しずつ消えていきます。
昼の時間が次第に長くなり、植物の成長も繁茂期に入っていきます。
立夏は「陽」の節氣に属しますが、
必ず「陰」に属する雨水によって調整されます。
自然界は常に陰陽のバランスがとれ、万物に利益がもたらされるのですね🍃
立夏は、田植えや種まきが始まる時季。
全国各地では立夏の時期になると豊作を祈願するお祭りが行われますよ。
大阪の住吉大社で行われる御田植神事や、
三重県の伊雑宮(いざわのみや)御田植祭り、
そして広島県で行われる壬生の花田植えなどが有名なのだそうです^^
2021年5月4日(火)
明日は子供の日🎏
子供の日とは端午の節句のこと。
端午の「午(ご)」とは午の月で、旧暦で見ると五月を指し、「端(たん)」は月のはじっこという意味。
だから、五月の端っこ、
月初めの「午」が重なる五日を
端午の節句と呼ぶようになったそうですよ。
そのため「重五の節句」とも呼ばれています。
因みに
中国の周時代には「冬至」を含む月が正月とされていました。
それはこの日から太陽が蘇るからで、「一陽来復」の名前で今でもおなじみですね。
現行の暦では十二月ですが、旧暦で見ると十一月となります。
なので、十一月が「子月」となり、五月は「午月」ということになりますよ。
もともと端午の節句は奈良時代から伝わる風習で、五節句のひとつ。
田植えを前に稲の神様に豊穣を祈願する、穢れを祓うための風習だったのです。
穢れを祓うためには、邪気祓いの力が強いといわれている菖蒲を使ったのだそうですよ。
武士が台頭する鎌倉時代になると菖蒲→尚武とかけて武士の間で「縁起が良い」と盛んに行われるようになり、
江戸時代には武士以外の庶民にも広く普及していきます。
子供の日といえば鯉のぼり。
鯉のぼりの中にまざってヒラヒラしている、あの吹き流しの意味を知っていますか?
これもズバリ「魔除け」です。
医療が発達していない頃、疫病や栄養失調での乳幼児の死亡率が異常に高かく、7歳までは「 いつ神様の元へ帰ってもおかしくない 」と思われていたそうです。
そのため、我が子が健康にすくすく育つように、との祈りを込めたのです。
その色は5色
これは五行(木火土金水)から来ているのです。
青 仁・・・・愛や思いやり、徳を積む、人間力を高める
赤 礼・・・・礼儀、礼節、家族関係
黄 信・・・・信用や信頼、友人や仕事関係
白 義・・・・正義、義務や決まりを守る
黒 智・・・・知識、学業の向上、考える力
これは人間の持つ5つの徳(五徳)とも言われています。
青は緑も含むし、黒は紫を含みますよ。
七夕の短冊もこの五色です。
そうそう、伊勢神宮と籠神社にしかないという五色の座玉があることをご存知ですか?
木=東・青龍・青
火=南・朱雀・赤
土=中央(天位)黄
金=西・白虎・白
水=北・玄武・黒
五行、五色は宇宙の五大要素であり、
自然現象や人事現象の全てを解釈し説明するものです。
私たち日本人はずっと
この森羅万象の様々なエネルギーを崇め尊重する「五行説(思想)」の中で生きてきたとも言えますね。
陰陽五行、風水のセミナーも開催できるので、話を聴きたい方は気軽にお声がけ下さい🐯
2021年4月30日(金)
GWをみなさんどのようにお過ごしですか?
今は二十四節気の「穀雨」の時季です。
穀雨は雨の多くなる時季という意味ですが、この頃に降る雨は百穀を
潤し芽を出させる春雨として 「百穀春雨」と言われますよ。
穀雨が終わる頃、八十八夜を迎えます。
八十八夜は立春から数えて八十八日目、今年は5月1日、明日です✨
「夏も近付く八十八夜♪」という歌は、なじみがあると思います^^
この日から「春から夏に移り変わる準備をしましょう」という目安
なのです👆
「八十八」という字を組み合わせると「米」という字になりますよね。
五穀豊穣を願う特別重要な日とされ、今でも農耕開始の到来を祝って
神事が行われるところがあります。
八十八夜に摘まれた新茶は古くから不老長寿の縁起物として重宝されているということですよ(^.^)
土用の期間ですが明日は間日なので、私も畑に出て農耕の神様に感謝
して、果菜類(トマト・きゅうり・茄子など)を植えようと思います💖
2021年4月21日(水)
いつも読んで頂いている皆さま、本当に有難うござます💕
こちらに書て皆さんにお伝えしているのは、
「運氣」という目には見えないけれど私たちに大なり小なり影響を与えてくるエネルギー情報です✨
個性心理學では「宿命」×「運氣」×「運命」⇒「運勢」
とお話しています🌀
自分自身を知り、タイミングを知り、そして運を掴んで動かしていくことで、自分の人生に勢いをつけていけるのですね💡✨
「宿命」や「運氣」はデータにより色々な角度から知ることが出きますね📖
個性心理學もそのひとつです🐯
それでは「運命」はどうやって動かすのでしょうか?
それは、何かを『思う』ことから始まるのです💕
考えてみて👆
思わなければ何もスタートしないし、出来ないでしょう?
行こうと思わなければ、行くという行動は起こしません。
なんとかしようと思わなければ、なんともなりません。
『思』という文字を見て下さい。
「心の田んぼ」と書きます('ω')
思うという事は、「心の田んぼに種を蒔き始めた」ってことですね👆
だから未来には、「蒔いた種通りの実りがある」のです。
何をどれだけ真剣に思うかによって、未来は変わるのですね♡
思いは叶う!!
だって、自分がその種を蒔くのだから🌱
2021年4月14日(水)
今日も引き続き雷雨のお話~⚡☔
雷と雨は「光」「音」「水」という自然界のエネルギーを使った最強の浄化装置といわれています👆
浄化して「癒す」というよりは
全てをクリアにする
悪いエネルギーを消滅する
ぶったぎって燃やす!!
そんな強いパワーを持っているのです。
季節の入れ替わり、古い大氣を強烈に浄化して新しい氣を受け入れるのですね。
これは私達に対してもシフトチェンジ、ステージアップの合図なのかもしれません。
季節が変わり、古いものは切り捨てて、さあシフトチェンジを!!
神道では、雷は「神鳴り」といい、雷は雷(いかづち)の神様です。
キリスト教などでも稲妻はホーリー、浄化であり、神の啓示です。
シャーマンの間では、雷・落雷に打たれるのはイニシエーション(通過儀礼)の証で、
生き残ると神様に認められたことになり、英雄視されるのだとか。
2021年4月13日(火)
3月から5月くらいに発生する雷のことを「春雷」と呼んでいます。
多くは 冬から春へ季節が変わる時の寒冷前線の動きが影響していて、
雷と共にちょくちょく雹(ひょう)も降らせます。
夏の雷と比べて短時間で、音も小さめなのだそうですよ。
冬眠していた地中の虫達が雷鳴に驚いて目覚める・・・という理由から
「虫出しの雷」という呼び名も存在しています^^
雷は神様が何かを伝えようとしている様子⚡
雨は神様が降り立つ姿だと見なして☔
雷を伴う豪雨の事を「神立(かんだち)」といいます。
今日はこれから関東地方にも雨雲がかかる予報ですが神立となるのでしょうか✨
2021年4月9日(金)
昨日は花まつりでしたね🌸
花まつりは御釈迦様のお誕生日をお祝いする行事。
お釈迦さまの誕生を慶び
天に九匹の龍が現れて
甘露の雨を降り注いだ
という様子を模して、御釈迦様の立像に甘茶をかけるのです。
右手は天を、左手は地を指さしながら生まれてきた時に御釈迦様が言われた言葉が<天上天下唯我独尊>
解釈はいくつかあるけれど
「この世で最も尊いのは自分自身である。なぜなら、この世に私(という存在)は一人だけである」
「全世界で私たち一人一人が尊い存在なのである」
こんなことを御釈迦様が伝えたかったのではないかと思います🌸
2021年4月8日(木)
『イースター』とはキリスト教では最も重要とされている「復活祭」です。
今年のイースターは4月4日ですが、
「春分の日の次に来る満月を迎えた後の最初の日曜日」
という定めがあるため、その年によって最大1ヵ月ものズレが生じるのです。因みに2019年のイースターは4月21日でしたよ👆
「イースターの卵」という言葉を聞いたことがありますよね。
「卵」から命が生れ出てくることから、「復活」の象徴とされているのです🐥✨
イースターとは古代ゲルマンの春の女神の名前が由来といわれています。そう考えると、古代信仰の春の祝祭とも深く関わっていそうですね。
今年は清明節とイースターが同じ日だったのですね💖
清明節に行われる清明祭は、清らかな風が吹き、大地には新しい命が芽吹き明るくなってくる季節をご先祖様の供養とあわせてお祝いをする風習です。
春は五行で「木氣」
冬眠から目を覚まし、植物は芽吹き、生命の誕生であり、物事の始まりを意味します。
陰陽五行は万物を図るモノサシ、春が「命が動き始める頃」という考え方は、東西に差はないと感じます。
陰陽五行の基本的な考え方が分かっていると、個性心理學も含めて森羅万象の理解が深くなります。
その為、個性心理學の有資格者向けのオタクオースを開催しているので
学びたい講師さんは、ご連絡くださいね(^.^)
2021年4月7日(水)
今の季節を七十二候で
「玄鳥至(つばめきたる)」といいます。
陽気も暖かくなり、南の台湾やフィリピン、マレー半島、インドネシアで越冬していたツバメが、再び飛来する季節。
家の軒下などに巣を作り、子育てをして、秋を迎えだんだん寒くなる
9月中旬の七十二侯「玄鳥去(つばめさる)」の頃になって、南へ帰って行くのですね。
古くから、農耕民である日本人に愛され大事にされてきたツバメは、
昆虫を空中で捕らえて盛んに食べてくれるので、作物を守ってくれる
福の神として親しまれてきたそう。
「ツバメが巣をかけた店は繁盛する」
「家にツバメが巣をかけると金運が上がる」
「家にツバメが巣を作った年に子宝に恵まれた」
など、ラッキーや幸福が舞い込む古くからのジンクスもありますね✨
よく使う駅の階段上に毎年ツバメが巣を作っているけれど、今年も来てくれるとイイナ(●^o^●)
2021年3月29日(月)
昨日の風雨で桜がかなり散ってしまったかな🌸
「桜」「富士山」と聞くと思い浮かぶのがコノハナサクヤヒメ。
歴史上はじめて「桜」を思わせる記録が出てくるのは
(絵:草場一壽さん)
古事記に書かれている「木花之佐久夜毘売(コノハナサクヤヒメ)」
という神様なのだそうです。
この神様は富士山の守護神とされていてとても美人なのですが、
寿命が短く、若くして死んでしまいます。
まるで、桜の木の象徴のような神様ですね。
お姉さんが磐永姫命(イワナガヒメ)といって、力強く不老長寿の神様だということもよく知られています。
儚さと永遠は対になっていることがわかりますね(^◇^)
ニニギノミコトがお2人を娶っていれば、元々ワンネスの世になっていたのかもしれません。
2021年3月26日(金)
日曜日は花散らしの雨が降ると
予報が出ているので、
今日明日は散る前の桜を見に歩く方も多いのではないでしょうか🌸🌸🌸🌸🌸
サクラの「サ」は「サ神」を表していて、これは田んぼの神様と言われていますよ。
サクラの「クラ」は神様が鎮座する「台座」のこと。
高御座(たかみくら)とか天磐座(あまのいわくら)などで知られていますね^^
桜の花が咲くということは、
田んぼの神様が山から下りてこられたと考え、
神様を迎えるために、食物や酒をお供えしてお祝いしていました。
もしかしたら、これがお花見のルーツなのかもしれないですね🌸
2021年3月25日(木)
昨日は半袖で過ごす時間があったくらい暖かかったです🌸
そろそろ七十二候「春分次候 ~桜始開(さくらはじめてさく)」の時期に入ります。
日本人にとって「桜」は切っても切り離せないものですよね🌸🌸🌸🌸🌸
日本を代表する歌人の一人、在原業平の詠んだ歌に
「世の中にまったく桜というものがなかったなら、春を平和な気持ちで過ごせるだろうに」というものがあります。
春のエネルギーは五行では「木氣」
ぐんぐん上昇していくエネルギーなので、フワフワ、ソワソワしたり、テンションも上がりがち。
お花見は楽しいものですが、節度を守ることを心がけたいものです🌸
因みに
日本で初めてお花見をした方は、812年、嵯峨天皇だったそうですよ。
2021年3月19日(金)
明日は春分の日🌸
春分の日は秋分の日と同様に、昼と夜の長さが等しくなる日です。
春分の日からは昼がだんだん長くなっていくので「陽」に向かうと捉え
秋分の日からは夜がだんだん長くなっていくので「陰」に向かうと捉えます。
そんな捉え方もあってか
それぞれの祝日については、昭和23年に国民の祝日の法律によって
春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」
秋分の日は「先祖をうやまい、亡くなった人をしのぶ日」
と意味づけられました👆
私は今日お墓参りに行ってまいります✨
2021年3月17日(水)
今日は春の彼岸の入り🌸
23日までの7日間がお彼岸です。
春分の日である20日は太陽が真東から昇り、真西に沈みます。
昼と夜の長さがほぼ同じになるということですね。
西方極楽浄土といって彼岸は西に、この世である此岸(しがん)は東にあると考えられています。
そこで、太陽が真東から昇って真西に沈むこの日は、
彼岸と此岸がもっとも通じやすくなるので先祖供養をするようになったのですよ。
2021年3月16日(火)
今日3月16日は「十六団子の日」だって知っていましたか?
日本では古くから米作が盛んに行われていて、豊作を祈願して様々な行事が催されてきました。
その中のひとつに「十六団子の日」があります。
農民は山の神様を自分たちの村へお迎えして豊穣を祈願しようと考えて、春になると16個のお団子をお供えして山の神様を「田んぼの神様」としてお迎えし、お米の収穫が終わる秋になると山へお見送りするようになったのです。
それにしても、なぜ16?
調べてみましたよ^^
848年、当時悪疫を追い払うために賀茂神社に16個の和菓子を祀ったのが始まりで、
陰暦の6月16日に16個のお餅を無言で食べ、無病息災を祈願するという風習が出来たそうです。
これが江戸時代に庶民の生活に入って
「16文で16個の和菓子を買って、笑わずに食べると病気にならない」
という形になっていったそうです。
畑も始めたので、今日は五穀豊穣を願って16個のお団子を家族と食べようかな(^◇^)
食べきれないな💦
2021年3月15日(月)
今の時季を七十二候では
「菜虫化蝶(なむしちょうとなる)」と呼びます。
新暦3月15日~3月20日頃
菜虫とはダイコン・カブ・ハクサイといったアブラナ科に属する野菜を食べる青虫のこと。
菜の花が咲いて、蝶が舞い始める季節の到来です。
いよいよ春本番も目の前ですね。
青虫はサナギの中では幼虫時の体が全て解体され、いくつかの内臓組織や神経を残して、いったん全てが溶けてなくなってしまう事を知っていましたか?
一見、ちょっとホラーな大変身を遂げるのですね!
この変態を「満ちる」と表現する方もいます。
時が満ちて大きく形が変わる、努力ではなく流れにのり、のり切って羽化した蝶は宇宙的に美しいと。
まさにすさまじい大変身、死して転生する生まれ変わった蝶とは、サナギという棺桶から抜け出た魂の表象として捉えられてきたのですね。
沖縄を訪れた時、地元の人に「蝶は魂の化身」と聞きました。
古代ギリシャでも蝶は「霊魂・不死」を表わすと考えられていたそうですよ。
2021年3月10日(水)
毎日FBで紹介している
「今日の運氣アドバイス☆彡」
今日の100点(完結)の方は37番さんです。
そして、毎回そのキャラの著名人をお1人紹介しているんですが、今回は坂本龍馬👆
彼は37番ゾウなのです🐘
紐解いてみると
表面もゾウで、
意志が黒ひょう✨
どうですか?
個性心理學を学んだ方なら「なるほど!」と思いますよね(*'▽')
ゾウと言えば
『集中力抜群の努力と根性の人、社交辞令は苦手でスタンドプレイが多い。やると決めたら手を抜かず、とことん最後までやり抜く!』
意志の黒ひょうは
『情報通で新しいものが大好き。すぐに仕切りたがる』
宿命的要素のレールはロマン。
ロマンは
『表現はストレートで攻撃的。繊細でデリケートな感性は、実社会では正義感となって表現される』
そんな星です。
個性心理學って面白いですね。
その方の生きざまが、生まれた瞬間の情報で見えてくるのですから☝
皆さんも自分の持って生まれた要素を知っておきたいと思いませんか?
興味があれば、氣軽にメッセージを下さいね^^
2021年3月9日(火)
東日本大震災から10年、まだまだ復興が進んでないという印象です。
多くの犠牲を伴う中から学んだことを忘れずに、新しい時代を切り開かないといけないですね。
「守・破・離」という言葉があります。
その意味は
まずは師匠の教えを「守る」ところから始まり、
しっかりと身に着けた後は、教えにこだわらず他流をも研究し、
自己の守ってきた型を「破」って、心と技を発展させるのです。
型破りという言葉はここから来ていますね👆
さらに進むと、「守」にとらわれず、「破」も意識せず、独自の境地を切り開いて新たなものを生み出す「離」の段階となります。
これを仏教では「習・絶・真」と言い表わします。
学問を究めて、ついには「無学」の境地に達する、これを「絶学」というそうです。
深く悟り、道を極めて、その境地に執着しない。そうして「真理」に至るのですね。
人生はこの繰り返しですね。
2021年3月8日(月)
2021年は辛丑(かのとうし)という年になります。
辛丑を陰陽五行で読んで、どのような1年になるのか予想してみましょう。
天の氣である天干「辛かのと」は「金の陰」
季節でいえば晩秋。
植物なら枯れている・・というか、地面に落ちて次世代の種を大地に還す途中といった状態です。
「辛かのと」という漢字は、刺青をする針を表した象形文字なのだそうです。
針で刺すことから身体的な苦痛を表す言葉に当てられ、ツライ、カライ、ヒドイなどの意味を持つのです。
これらのことを考え合わせると、「辛かのと」はゆっくりと衰退していく、痛みを伴う幕引きを感じさせられますね。
地の氣である地支「丑うし」は「土の陰」
発芽直前の曲がった芽が種子の硬い殻を破ろうとしている状態で、命の息吹を表しているそうです。
「丑うし」は中国で生まれた漢字で、本来の意味は「からむ」という意味があって、
手の指に力を込めて曲げた形を表した象形文字なのだそうです。
元々は、ひねるや曲げるといった意味で使われていましたが、作業の準備段階も表していることから、「はじめ」といった意味が派生してきました。
種の中に今にもはち切れそうなくらい生命エネルギーが充満している芽が、伸びることができない!そんな状態を表しているのですね。
後に覚えやすくするために「牛」の意味が与えられました。
「牛」は古くから食牛や乳牛、耕牛と呼ばれ酪農や農業で人々を助けてくれる存在として重要な生き物でした。大変な農業を地道に最後まで手伝ってくれる様子から、丑年は「我慢(耐える)」や「発展の前振れ(芽が出る)」を表す年になると言われていますよ。
1年を十二支で見ると「丑」は1月になります。暦の上では2月4日(2021年は3日)立春を1年のスタートと見ますので、丑は明らかに「終わりと始まり」を表わしていますよね。
これらから、天の氣「辛」と地の氣「丑」の組み合わせの2021年はどんな年になるのでしょうか。
丑は五行では土ですが、土にも変化の意味があります。
辛の金は切り捨てる、浄化するという意味があります。
辛いことが多いだけ、大きな希望が芽生える年になるのかもしれません。
新型コロナウイルスの蔓延で、まだまだ耐え忍ぶ年になりそうですが、地道に耐えて進むことで新たな発展へと繋げる年にしていきたいですね 。
過去を見ると
10年前の辛の年は、2011年、東日本大震災が起こりました。
地支が「卯」なので「木の陰」です。
金剋木:天の氣が刃物となって地上の氣である木を切り倒しているイメージ。
20年前の辛の年は、2001年、アメリカ同時多発テロが起こりました。
地支が「巳」なので「火の陰」です。
火剋金:地上が燃え上がり、天の氣を溶かしてしまうイメージ。
それでは
60年前の辛丑の年、1961年はどうだったのでしょうか・・・
調べてみました!
世界情勢
*冷戦まっただ中にあり、ソ連とアメリカが、宇宙進出競争をしていた頃になります。
*人類初の有人衛星ソビエト連邦宇宙船ボストーク号1号がユーリィ・ガガーリン飛行士を乗せ地球一周に成功、
*大韓民国で軍事革命委員会によるクーデターが発生(5・16軍事クーデター)、
*東ドイツが東西ベルリンの境界を封鎖(後に境界線上に壁を建設)、
*史上最大規模の水爆ツァーリ・ボンバの爆発実験
*サベナ航空548便墜落事故発生、
*上を向いて歩こう アメリカで1位
*1961年は、ジョン・F・ケネディが、アメリカ大統領に就任した年です。
日本国内
*NHK「連続テレビ小説」と「みんなのうた」がスタートする。
*大阪環状線全通、
*農業基本法公布、
*トヨタ自動車が大衆車(パブリカ)を発売(ヴィッツの礎)、
*愛知県名古屋市の大衆劇場「御園座」が火災により全焼、
*日光東照宮薬師堂が火災焼失、
*嶋中事件(右翼少年が引き起こした凶行)、
*第一次西成暴動(日雇い労働者による暴動事件)、
*第1回非同盟諸国首脳会議、
・暴動あり
・新しい試みへの取り組みあり
・新しい次世代の団体・グループの創立(わりと長年続く)
・政治(特に国政)の分岐点
という出来事が多いことがわかります。
2021年は「土」の五行に分類される象意である農業や技術、IT、にとっては何かしらのサポートを得やすい時ですね。
新しい団体・グループの立ち上げ、実験なども長期的に活躍する、長続きしやすいのではないでしょうか。
全体的には人々の精神もシビアになり景気がすぐに回復するのは困難かもしれませんが、まずは今できることをする、時代に適応する動きをとること、が大事だと思います。
土が金を生み出す関係。地である下から天である上を見据える時。
転換期だからこそ、下を向かずに上に向かって挑戦する時。
上に手を伸ばして、何かをつかもうとする時。
今まで固定したものを動かす時。
転換期の挑戦は、多少の「つらさ」が付きものですが、笑顔で乗り切ってまいりましょう。
『2020年はどんな年?』
明けまして
おめでとうございます。
本年もどうぞ宜しく
お願い申し上げます。
十二支で子(ね)の年がスタートいたしました^^
子といえば、十二支のトップバッターですね🐭
子を植物の成長にたとえると
植物の種の中に生命が宿って、これから成長していく状態です。
その為、子年はさまざまなことが新しく始まるといわれますよ☝
さて『十干十二支60干支』という言葉を知っていますか?
簡単に説明すると
十二支は『地のエネルギー』
十干は『天のエネルギー』
これらの組み合わせで、私たち自身の持つエネルギーも世の中に流れるエネルギーも説明することが出来るのです。
なんせここ地球は『地』なので、私達は地のエネルギーである十二支には馴染みがあります。
しかし、天のエネルギーはここのところ馴染みが薄くなってきて、ご存知のない方も多いようです。
地球上の全ての存在は天からのエネルギーを存分に受けて生まれ、
存在しています。
その為、無視することは決してできません。
2020年の天干は『庚(かのえ)』といいます。
庚を植物の成長にたとえると
成長を終えた草木が、花を咲かせて種子を残す準備に入る状態です。
2019年の己(つちのと)までに完成した自分から、不要な価値観をそぎ落として新しい環境へ対応する体制を整える段階なのです。
氣が付きましたか?
そう、『子』も『庚』も次の世代の準備に入る「種子」がキーワードですね。
天のエネルギーも地のエネルギーも「新しい局面に入る」ことを意味するので、今年は変化の年になりそうです。
また陰陽五行でみると、庚は『陽の金氣』、子は『陽の水氣』
金生水で相生の関係といわれます。
これは、天の金氣が地上に水氣をどんどん発生させる関係です。
そこで、60年前の庚子がどんな年だったか調べてみました。
1960年には安保闘争で大学生・高校生が街頭デモに多数参加して、社会が大揺れ。池田内閣が誕生します。
経済は順調で、池田内閣が「所得倍増計画」を掲げたのもこの年です。
東京タワーもこの年に完成しました。
そう考えると、2020年も新しい種子に生命が宿り、新しい時代、新しい自分への変化を表わす年になりそうです。
ただ、60年前の高度成長期とはちょっと違います。
玄空飛星派風水でみると、1960年は丁度第五運から第六運へ移行する過渡期。
天災や大事件が起こりやすい五のエネルギーから、飛躍する六のエネルギーに変わる時代でした。
一方2020年は第八運から第九運へ移行する過渡期。
大きく変化し景色が一変する八のエネルギーから、全てが白日の下に晒されて輝き、そして離れるという九のエネルギーに変わる時です。
高度成長期なら、天から地へ注がれる水は下々まで潤すという性質から、その時代「全員中流階級」といわれたように、皆が豊かさに手が届きました。
しかし、少子高齢化社会となり成長が止まっているように見える今の日本では、もしかしたらどんどん注がれる水は、水の持つ冷たさ、暗さといった性質が強く現れるかもしれません。
とにかく、2020年は残すべきものを見極めるべく、今までのやり方や在り方と向き合うことが必要になってきそうですね。
皆さまにとって、充実した1年となりますように(^.^)
🌸個性心理學では1年のスタートは『立春』(2/4)となります。
皆さまへ2020年の過ごし方などのご案内は、その頃に「運氣」のページに記載いたしますので、もう少しお待ちください。
<2019年己亥>
「亥」は十二支の最後にあたり、季節で言うと冬(旧暦10月、新暦11月)、時間で言うと21時~23時、陰陽五行で言うと陰水です。
意味としては、「草木の生命力が種の中に閉じ込められている状態」。
来る時に向けて確実に準備を行っていく粘り強さを表わします。
猪突猛進という言葉があるように、勇気を持って熱心に物事に取り組めるとか、自分の意志を貫く意味があります。
「己(つちのと)」は陰陽五行で言うと陰土、エネルギーの流れで見ると「草木が十分に生い茂って整っている状態」を表わしています。
これは、物事の道筋が整うという事です。
これを合わせると、2019年は
来るべき時に向かってスキルアップ、自分磨き、準備をする時だという事がわかります。
天干陰土×地支陰水
天のエネルギーが地のエネルギーを剋すと読みます。
状態は、湿った冷たい土。
天の土が地の水を濁らせ塞き止める状態、上が下を抑えるとも言えます。
それでは、60年前の己亥の年(1959年)はどのような年だったのでしょうか。
調べてみましたよ^^
丁度岩戸景気と言われる高度経済成長の時代でした。
安保、労働問題、公害訴訟などのデモも多く、デモ隊が国会議事堂の中に入ったり
伊勢湾台風による大災害も起こりました。
そして、なんといっても皇太子殿下と美智子様のご成婚。
60年前に民間から皇室に嫁がれた美智子様が、同じ己亥の年に退位される天皇陛下と共にお役目が変わることを考えると、時の持つエネルギーの巡りを感じざるをえません。
また、デモは地のエネルギー、台風は天のエネルギーです。
地のエネルギーは猪突猛進、暴走し、天のエネルギーは地を剋するように抑えつけたと解釈することができます。
「亥→核」のような起爆・爆発を象徴するのです。
それを考えると、基本的に荒れる年になりそうです。
地のエネルギーでもある私達は、規律を守り、暴走せず、わがままに突っ走らなようにする必要がありそうです。
そして天災には充分に注意すること。
また、1959年はアジアで初めてとなる東京オリンピックが決まった年であり、世界的に注目され、評価された日本人が数多く出た年でもあります。
集団や組織の中で反発したり戦うのではなく、自分自身の力を存分に出していくと良いのかもしれません。
「亥→核」を自分自身の中核と考えてみてください。
しかも「己(つちのと)」とは個人を表わす「おのれ」と読みますからね。
抑えつけられるところで反発するように勝負するのではなく、自分が評価されるところで力を存分に発揮すると良い年になりそうです。
上を見ても抑えつけられます。
横とのつながりを整えて行くことが肝心ともいえます。
企業が副業を認め始めているのも、この流れですね。
波長の合う、刺激し合える人間関係の中で自分らしさに磨きをかけていくと良さそうです。
九星氣學では、八白土星が中宮に入ります。
中宮とは「天地万物の根拠」「太極」を意味します。
八白土星は「結実」を象徴し、これまでの生き方においてそれに相応しい結果が見える時なのです。
結実の時は良くも悪くも二極化して現れるのですが、精神面、経済面含めて一度立ち止まって確認し、メンテナンスを入れる必要があります。
また、山にたとえられる八白土星です。目の前の景色がガラッと変わるという意味もあります。既に年号が変わり、新しい天皇の即位が決まっていますので、その意味が実感できますね。税率も変わりますよ。
八白土星もまたコツコツと努力をして成し遂げることができるエネルギー。
勢いは強く、軌道修正が必要な場合は方向転換も出来ます。
全体的に見ると、物事を拡大するよりも「充実」させていくことが2019年には求められるように思いますね。また、これまでの価値観が大きく変わるような事も多く起こりそうです。
因みに1959年は五黄土星が中宮でした。
八白、二黒に比べても最も強い土氣を持っていたので、大きな変革、変化、災害を指していました。
その為、2019年が60年前と全く同じかと言えば、そうではないのです。
皆さまにとって、2019年が充実した年となりますように。
2018年
1月
29日
月
<2018年は戊戌つちのえいぬ>
天干の戊も、地支の戌も「陽の土」同士
陽と陽が重なるので「土」の勢いが増すと考えられるのです。
地震などはちょっと気を付けないといけないのかもしれないですね。
因みに
丙午ひのえうまは「陽の火」同士で、火の勢いが増すことで有名。
土は万物を育みますから、土台であり足元を整えるべき年と考えても良いと思います。
皆さんは土用をご存知ですか?
春夏秋冬、季節の変わり目にある「土」の気が強くなる時期です。
土土の2018年はまさに土用、変わり目の年なのです。
また九星気学では九紫火星が中宮の年。
九紫火星はすべての結果が出る、離れる、分かれると言う象意があります。
それを考えると
当然と思われたものが離れて、新しいものが台頭する年。
過去の慣習やしきたり、ルールに縛られないと言う変化が起こる年。
主役が変わる、仕組みが変わる、スポットライトの当たる場所が変わる。
そんな一年になりそうですよ🐶
干支を調べてみると
戊(つちのえ)は「茂が語源で、草木が繁盛して盛大になること」
戌(いぬ)は「切るという意味で、草木が枯死すること」
と言う事は、この組み合わせだけ見ても
「一方が枯れて、一方が盛り上がる」を表しますよね。
では60年前はどうだったのでしょうか?
<1958年の戊戌>
天皇陛下のご婚約・岩戸景気・1万円札発行
東京タワー完成・インスタントラーメン発売
まさに高度成長期真っ只中で、過去の常識を打ち破る変化が起こっていますね!
時代は違いますが、2018年、今のまま現況維持・・・では「離」の作用が起こりかねませんね。
皆さまにとって今年はどのような年でしたか?
1年の締めくくりの日に
ちょっと振り返って見るのも大切かと思います🐓
そして、
来年どんな1年になるかをしっかりと頭にイメージしてみると、きっと最倖の引き寄せができますよ🐶
ここからは私の話し🐯💖
個性心理學で私は「海洋」のリズム。
このリズムの人は「転換」と言う一年に入ります。
しかも、九星気学では四緑木星の私、
2018年は九紫火星のポジションに廻座します。
良いも悪いも結果が表に現れ、そして
ライフスタイル・・・生き方・・仕事・・何かと変化が起こりそう。
「変換!」「手離せ」と言うキーワードばかりで(笑)どうしましょう(*^▽^*)
変化を楽しみ、変化を恐れず新たな展開で地盤を固める!
そんな年にしたいと思います。
2月4日、いよいよ本格的に2018年を迎えます(^.^)
皆さまも、良い年をお迎えください🎍
2016年5月29日
28・29日は第59期個性心理學講師カウンセラー認定講座&試験が
開催されました。
どんどん新人講師が誕生することで、沢山の人が自分を知る機会が増えると思うと嬉しいです。
人はオギャーと産まれたその年月日時のエネルギーによって
運勢の土台(先天運)が決まります。
己を知る(知命)ことが、己を生かす(立命)ことへと繋がるのです。
「動物キャラナビ」の意味を知っていますか?
キャラクター→先天的に持って生まれた性質
ナビゲーション→案内
己を知ることで、人生のゴールへの道筋が示される と言う意味です。
昨日ゲストスピーカーの池川明先生のお話にこんな内容がありました。
「人は4つの「命」を持って生まれてくる。
宿命(自分)・天命(ゴール)・運命(道筋)・使命(方法)
自分がゴールに向って生きる時、色々な方法を使って、あちこちの道筋を通って進む。」
己を知らなくては、方法を選ぶ時、道筋を選ぶ時、迷うことも沢山あります。
まず持って生まれた先天運を知ると、どれだけ生きやすくなるかを考えてみてください。
2016年5月1日
☆熊本地震義援金の報告☆
熊本地震のチャリティーストラップですが、37本完売いたしました!
ご協力いただきまして有難うございます。
当初支援させて頂こうと思った復興支援協会さんの受付が終了となってしまったので、
個性心理學研究所所長のご友人で「一般社団法人ここね」理事長の福田房仙先生とお話をさせて頂き、「房仙会全国いのちの食育書道展熊本応援隊」へ売上金37,000円を寄付させて頂きました。
房仙先生は地震発生の瞬間から募金活動を開始し、熊本県上益城郡御船町の教育長本田様と連絡を取りながら、直接的な支援をされています。
地震発生当初は物資が必要でしたが、今はやはりお金が有難いようです。
寄付させていただいた売上金は義援金としてそのまま本田様へ送って頂けるとのことでした☆彡
お買い上げいただいた皆さま、心より感謝いたします♡
2016年3月5日
今年最初のKT支局&心のソムリエ支局講師合同勉強会を開催しました。
2016年1月25日
23・24日の特別上級講座で3人の新しいアドバイザーさんが誕生しました☆彡
なんと、広島からお2人、高知からお1人!!
3人とも企業家さんなので、今後お仕事にどんどん活用していって頂けると嬉しいです💖
丙申の年、アクティブな1年になりそうです(^.^)
2016年1月9日
KT支局は4周年を迎えました!!
支局キャラ :愛情あふれる虎(大地)ヒューマニティ
支局長キャラ:ゆったりとした悠然の虎(海洋) ロマン
相性診断 : 80%
海洋であり、ゆらゆら揺れ動く感性の持ち主の支局長を
しっかり地に足付けて補ってもらうべく、
土の質を持った支局を作りました(=^・^=)
設立して2年後には私自身個性心理學で言う3年間のトンネルに入りましたが、やっと抜けて、2月に桜の咲き乱れる時期に入ります。
この4年間に講師カウンセラーさんが15人になりました。
昨年からは仲良しの「心のソムリエ支局」さんと合同勉強会を立ち上げて、講師達と顔を合わせる時間が沢山持てるようになりました♪
2016年丙申らしく、皆と一緒にアクティブに支局を盛り上げて参りたいと思います。
支局のキャラは愛虎、あと5年で成果の生涯運気に入ります。
その頃には活動範囲も広がっていることでしょう。
沢山の応援と、沢山の励ましと、沢山の笑顔と、沢山の感動を
いつも有難うございます(●^o^●)
これからもどうぞ宜しくお願いいたしますヽ(^。^)ノ